日差しもすっかり春めいて、桜や梅の開花が気になる季節になりました。とはいえ、北海道の春はまだまだ先の話。日々の最低気温は氷点下で、山には雪が十分残っています。真冬と違って吹雪になる日が少ないので、穏やかで比較的滑りやすいシーズン。春休みは北海道のゲレンデに行ってみませんか。
星野リゾート トマム/ファミリーから上級者まで、滞在型の冬リゾート
最長滑走距離4200m。最大斜度35度。東京ドーム213個分の敷地内には、ホテルやレストランなどの施設も充実。星野リゾートの宿泊施設を取り囲むような全29コースは、初心者から上級者まで楽しむことができます。上級者コースはすべて非圧雪。3月とはいえ、まだまだ新雪を滑ることができます。
スノーパークには初級・中級・上級の3レーンに、ボックスやキッカーなど多彩なアイテムが設置されていて、スキーヤーもボーダーも滑ったり飛んだりできます(ヘルメットの着用が推奨されています)。
雪のないシーズンは雲海でも有名なトマムですが、冬こそ楽しめる滞在型のリゾートエリア。上級者からファミリーまで楽しむことができます。
星野リゾート トマム
◆住所/勇払郡占冠村中トマム
◆4月1日まで営業
◆ゴンドラ1、リフト5
◆コース/29(初心1/初級10/中級14/上級4)
◆1日券/大人5500円、小人3900円
公式サイト
利尻 天望山スキー場/日本の北端でスキーを楽しもう
日本の最北端、利尻島にあるスキー場です。頂上からは日本海を一望することができ、まるで海に向かって滑るような感覚になります。天気のよい日には礼文島が見えることも。町営のスキー場なのでリゾート施設のような豪奢な設備はありませんが、夜間照明もあるのでナイターを楽しむことができます。
3月になると北海道以外では一気に春が訪れますが、北海道の北部ではまだまだ雪が残っています。利尻山にはゴールデンウィークまではパウダースノーが残っているので、自然の中、春のバックカントリーを楽しもうと訪れるスキーヤーも多いようです。
天望山スキー場
◆住所/利尻郡利尻町沓形種富町
◆簡易リフト3
◆1日券/大人250円、小中学生50円
公式サイト
カムイスキーリンクス/旭川市街から30分。道北最大級の25コース
旭川市街から国道12号で約30分。札幌から道央自動車道経由で約85分の近さ。道北最大級の25コースでありながら、手軽に楽しめるスキー場として人気です。2018年シーズンからICカードを導入し、さらに利用しやすくなりました。
競技用にデザインされた「FIS」「SAJ」公認コース、森の中を抜ける未圧雪コース、コブコース、全長4000mのコースなど多彩なコースがあるので、初心者から上級者まで思う存分滑ることができます。
山頂にあるレストラン「Mt751」は標高751m。暖炉があり、落ち着いた雰囲気の中、絶景を楽しむことができます(営業時間11:00~14:00)。
カムイスキーリンクス
◆住所/旭川市神居町西丘112
◆3月31日まで営業
◆ゴンドラ1、リフト5
◆コース/25(初級9/中級8/上級8)
◆1日券/大人3100円、小人1500円
公式サイト
ルスツリゾート/広大な敷地に37コース。上級者もファミリーも。
札幌または新千歳空港から90分という好立地にある巨大リゾート。ゲレンデはイゾラ、イースト、ウェストの三つの山をそなえ、全部で37のコース。総滑走距離は42kmという広大な敷地。ファミリーから上級者まで、あらゆるレベルで楽しむことができます。
人気のスノーパークは、自然をそのまま活かした上級者用のサイドカントリーパークと、レベルを問わずに滑ることができるフリーダムパークの2種類。また、ゲレンデ直結のホテルにある2階建てのメリーゴーランドは、子どもたちに大人気です。
ルスツリゾート
◆住所/虻田郡留寿都村字泉川13 番地
◆4月7日まで営業
◆ゴンドラ4、クワッド7、リフト7
◆コース/37
◆1日券/大人5900円、小人3000円
公式サイト
※写真はすべてイメージです。
※各コースやリフトは天候によりクローズしている場合があるので、公式サイトで確認してください。