ススキが集まってゆれる姿は、なつかしい秋の日を思い出させてくれますね。今回は、首都圏からもアクセスしやすい関東エリアのおすすめスポットをご紹介します。陽を浴びて黄金色に輝き、ふわふわ感を増していく、温かい穂…心癒す秋の風景をみつけにでかけてみませんか?
国営ひたち海浜公園のススキ/茨城県ひたちなか市
■国営ひたち海浜公園
潮風の吹き抜ける、緑豊かな都市公園です。広大な敷地には、四季おりおり各エリアに満開を迎える花々が咲き誇り、たくさんの人が訪れます。フォトスポットもいっぱい! 例年ススキの季節には、燃えるように赤く染まったコキアや白銀のパンパスグラス(お化けススキ)、ピンクや黄色のコスモスなども見頃を迎えます。また、敷地内には遊園地やシーサンドトレイン、サイクリング、アスレチック広場やバーベキュー広場(要予約)などのレジャー施設もありますよ。ススキと一緒にいろいろな秋を楽しみた〜い!という方にもおすすめのスポットです。
■所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
■問い合わせ:029-265-9001(ひたち公園管理センター)
■営業時間:9:30〜17:00 (9月1日〜10月31日) ※時期により異なる
■休業日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合はその翌日の火曜日) 他
■入園料:大人(高校生以上) 450円、シルバー(65歳以上) 210円、中学生以下無料
■アクセス:JR常磐線「勝田」駅よりバス 他
※営業日時・各施設の利用料金など詳細は「国営ひたち海浜公園」の公式サイトをご参照ください
茨城県のおでかけスポット天気
仙石原高原のススキ/神奈川足柄郡
■仙石原高原
人気の温泉地・箱根の芦ノ湖近くにある、全国的にも有名なススキの群生地です。陽の光をうけてキラキラと輝く黄金色の絨毯!! 江戸時代初期までは「千石原村」と呼ばれ、開墾すれば千石もの穀物が穫れるだろうといわれていた広大な原野でした。屋根葺き用の大切なカヤだったススキが、いまは美しい風景として多くの人を魅了しています。ススキにうずもれて歩くワクワクは、お子さんにもすてきな秋の思い出となることでしょう。3月中旬~下旬頃には、自然体系を守るため、ススキを燃やす山焼きもおこなわれています。
■所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
■問い合わせ:0460-85-5700(箱根町総合観光案内所/受付時間 9:00〜17:45)
■アクセス:小田急線「箱根湯本」駅よりバス 他
※詳細は「箱根全山(箱根町観光情報)」のホームページをご参照ください
神奈川県のおでかけスポット天気
府中多摩川かぜのみちのススキ/東京都府中市
■府中多摩川かぜのみち
多摩川沿いに整備された、歩行者と自転車が通行できる遊歩道です。自然を感じながらウォーキングやランニング、サイクリングを楽しむのに最適で、府中多摩川マラソンや府中駅伝競走大会にも利用されています。遊歩道自体は、一部区間を除き、羽村市から大田区まで続いています。じつは多摩川の河川敷には、あちこちにススキの名所が! 逆光に浮かび上がる、ふわふわ優しいシルエット…川面や橋、走る電車などとともに、郷愁を誘う写真が撮れると人気なのです。お近くの駅から、多摩川に沿って秋を探すお散歩などいかがでしょうか?
■所在地:東京都府中市四谷から押立町まで
■問い合わせ:042-335-4010(府中市政策総務部政策課)
■アクセス:京王線「中河原」駅より徒歩7分 他
※詳細は「府中市」の公式サイトをご参照ください
東京都のおでかけスポット天気
戦場ヶ原のススキ/栃木県日光市
■戦場ヶ原
奥日光にある、かつては湖だった湿原です。名の由来は、中禅寺湖を巡って男体山の神と赤城山の神が、それぞれ大蛇と大むかでに変身して戦った(そしてヘビの男体山が勝利)という伝説に基づくのだそうです。周辺は、野鳥や高山植物の宝庫! 湿原をぐるりと囲む木道の自然研究路は、歩きやすくハイキングコースとしても人気です。男体山を背景に湿原を見渡せる展望ポイントも各所に設置されていて、変化に富んだ自然を体感できますよ。この美しいススキの海原は気温が低い日も多いので、防寒対策をお忘れなくおでかけください。
■所在地:栃木県日光市中宮祠
■問い合わせ:0288-54-2496 (日光市観光協会日光支部)
■アクセス:JR線「日光」駅よりバス 他
※詳細は「日光市観光協会」の公式サイトをご参照ください
栃木県のお出かけスポット天気
いかがでしたか? 「おでかけスポット天気」で、お近くの施設もぜひチェックしてみてくださいね!
<注意事項>
■写真はイメージです
■ススキの生育状況や、施設の営業日時・アクセス・料金・イベントなどの詳細は、おでかけ前に公式サイトで最新の情報を必ずご確認ください