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5月27日は「小松菜の日」。小松菜ってどんな野菜?


今日、5月27日は「小松菜の日」です。小松菜の日は、「こ(5)まつ(2)な(7)」という語呂にちなんで、株式会社しものファームが制定しました。小松菜といえば冬を中心に旬を迎える野菜ですが、近年ではハウス栽培のおかげで一年中店頭に並んでいるのを目にしますね。

今回は小松菜の日にちなんで、小松菜についてご紹介します。


名づけの親は徳川吉宗?なんで「小松菜」って呼ぶの?

小松菜といえば、東京都江戸川区の特産品です。江戸川区と聞いてピンときた方もいると思いますが、小松菜は江戸川区にある小松川という地名にちなんで名前がつけられました。そしてその名前をつけた人物が、徳川吉宗でした。

当時徳川吉宗は、鷹狩りの際、食事をとるために香取神社に立ち寄りました。将軍に何を差し出そうかと迷った神主は、お餅のすまし汁に小松菜で彩を加えたものを振舞ったのだそうです。それに喜んだ将軍は、「この野菜は何という名前なのか」と聞きましたが、当時小松菜にはこれといった名前がありませんでした。そこで将軍は、小松川という地名からとって「小松菜」と名付けたのです。

中国が原産の小松菜が日本にやってきたのは奈良時代から平安時代。そして、小松川に小松菜が伝わったのは鎌倉時代だと言われています。小松川で栽培が始まってから名前がつくまでには、かなりの時間があったんですね。


カルシウムたっぷりの小松菜!どうやって食べる?

小松菜の栄養といえば、カルシウム!その量は小松菜の仲間であるほうれん草の3倍以上で、牛乳にも匹敵するくらいの量が含まれています。また、小松菜にはカルシウムの吸収率を高めるビタミンKが多く含まれており、骨粗鬆症を予防する効果が期待されます。小松菜は、私たちの身体を支える骨を健康に保つのにもってこいの野菜なんです。

小松菜の食べ方といえばおひたしや炒め物が一般的ですが、ちょっと変わった食べ方があるのをご存知ですか?

小松菜の栽培が盛んな江戸川区では、生地に小松菜を練りこんだ小松菜うどんや、小松菜を使った焼酎、小松菜クッキーなど、様々な小松菜商品が販売されています。江戸川区へ赴いた際は、小松菜を使った美味しい食べ物を探してみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんね。

(江戸川名物!!小松菜商品)

<参考・参照>

江戸川区

JAグループ

しものファーム

新小岩厄除 香取神社

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