冬のレジャーというと、皆さんはまず何を思い浮かべますか? スキー・スノーボード、アイススケート……そして温泉! まぁ温泉は一年中楽しめるといえばそうなのですが、冬の温泉のお楽しみといえば「雪見風呂」ではないでしょうか?
2018年最初のレジャー特集としてご紹介するのは、冬に訪れたい全国の温泉スポットです。今回は特に北関東の「雪見風呂」が素敵な温泉をピックアップしました。都内から気軽に行ける北関東ですが、実は数多くの温泉があるのをご存じですか? まだまだ皆さんが訪れたことのない名湯があるかもしません! 早速チェックして、週末のレジャー計画の参考にしてくださいね。
宝川温泉/群馬県
大和武尊が発見したと伝えられる宝川温泉。古くからの温泉地ですが、現在も豊富な湯量を誇っています。
「宝川温泉 汪泉閣」には敷地内に4本の源泉があり、総湯量は毎分1800リットル! 200畳もの大露天風呂はもちろん源泉かけ流しで、たくさんの巨石を配した造りにいよいよ秘湯感が増します。冬の雪景色はまた格別! ぜひ一度は訪れたい温泉地です。
宝川温泉 汪泉閣
■所在地:群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
■アクセス:上越新幹線「上毛高原」駅より水上駅行きバスにて「水上駅」停下車、さらに湯の小屋行きバスにて「宝川入口」停下車※バス停から宿まで送迎あり
■問い合わせ先:0278-75-2611
■料金など詳細は宝川温泉 汪泉閣 HPをご確認ください
万座温泉/群馬県
スキーリゾート地として知られる万座温泉、実は江戸時代から効能豊かな湯治場として多くの人で賑わってきました。標高1800mの高原にありながら一年中訪れることができ、冬は山々の雪景色と満天の夜空を眺めながら天然温泉を楽しめます。泉質は白濁が特徴の硫黄泉で、硫黄濃度は日本一なんだそう!
「万座温泉 日進館」は9つの天然温泉が自慢の宿。展望露天風呂「極楽湯」では雪見風呂を満喫してくださいね。
万座温泉 日進館
■所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣2401
■アクセス:JR吾妻線「万座鹿沢口」駅より万座温泉行きバスにて「万座プリンスホテル前」停下車、徒歩約10分
■問い合わせ先:0279-97-3131
■料金など詳細は万座温泉 日進館 HPをご確認ください
北温泉/栃木県
北温泉は那須岳のふもとの渓谷にあり、映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地となったことから知られるようになりました。江戸時代から160年の歴史があり、「ひなびた」という表現がぴったりの秘湯中の秘湯です。
北温泉旅館には時代物の家具や民具がそこかしこにあり、9つある浴場もそれぞれが独特な造り。特に内湯「天狗の湯」は大きな天狗の面が壁にかかり、温泉らしからぬ雰囲気です。露天風呂は手つかずの自然と積もる雪に囲まれ、自分がどこにいるのかわからなくなるような非日常を味わえますよ!
北温泉 北温泉旅館
■所在地:栃木県那須郡那須町湯本151
■アクセス:JR東北本線「黒磯」駅より大丸温泉行きバスにて「大丸温泉」停下車、折り返し黒磯駅行きに乗り「旭北温泉」停下車、徒歩30分
■問い合わせ先:0287-76-2008
■料金など詳細は北温泉 北温泉旅館 HPをご確認ください
湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)/栃木県
湯西川(ゆにしがわ)温泉にはその昔平家の落人が隠れ住んだという伝説があり、平家にちなんだ施設や祭りがあります。特に「湯西川温泉かまくら祭」は有名で、大小様々なかまくらとほの温かい灯りが町を彩り、幻想的な光景を楽しめます。
湯西川温泉の名旅館といえば「本家伴久」。源泉掛け流しの川床露天風呂では、荒々しい渓谷と澄んだ清流、そしてはらはら舞う雪のコントラストが美しく、まるで一幅の絵画に自分が溶け込んだような気分に。また、宿泊者しか目にすることができないという「氷爆」も必見です。※「かまくら祭」の開催期間は1月27日(土)~3月4日(日)
湯西川温泉 本家伴久
■所在地:栃木県日光市湯西川749
■アクセス:野岩鉄道会津鬼怒川線「湯西川温泉」駅からバスにて「本家伴久」停下車すぐ
■問い合わせ先:0288-98-0011
■料金など詳細は湯西川温泉 本家伴久 HPをご確認ください