今年最後の三連休は好天に恵まれたエリアが多かったのですが、本格的な秋のいま、お天気がよいとドライブにでかけたくなりませんか？
「道の駅」は当初、道路を利用する人に対して、休憩場所や道路情報を提供する場として始まりましたが、最近ではその意義も変わってきています。農業や観光だけにとどまらず、福祉・防災・文化など、地域の個性や魅力を活かした取り組みが行われるようになりました。「道の駅」自体を目的にする人も多いようですね。
── 今回は、登録数が28もある千葉県を特集します。
お天気の日はドライブで道の駅へ！（画像はイメージ）
道の駅 木更津 うまくたの里（千葉県木更津市） 【無線LANあり】
出来立てのほやほや！「道の駅 木更津うまくたの里」は平成29（2017）年10月20日にオープンしました。
木更津市初であり、千葉県では28番目の「道の駅」は「体験型 食のテーマパーク」です。周辺はかつて「うまくた」と呼ばれ、万葉集にも詠われる地域でした。新鮮野菜や果物はもちろん、特産のピーナッツやブルーベリー、房州ひじきのりなど、地場産の食材や加工品が揃います。地元の名産品は約2000点というから驚きですね。おしゃれで行列のできる有名店とコラボしたカフェやレストランがあり、お料理やスイーツなどどれも美味しそうなものばかり。アクセスは房総の玄関口である東京湾アクアラインを通った国道410号線沿いで、都心からは約60分です。オープンしたてなので、混雑状況はHPを確認してお出かけください。
■道の駅 木更津 うまくたの里
※詳細は公式HPをご確認ください
ブルーベリーを使った美味しそうなスイーツ（写真はイメージ）
道の駅 水の郷さわら（千葉県香取市）
千葉県北東部、佐原香取ICから約4.5km、JR佐原駅から徒歩15分の距離にあるのが「道の駅 水の郷さわら」です。利根川沿いにあり、「川の駅」でもあります。
その立地を生かした体験ができるのが特徴で、観光船やカヌー、バードウォッチングなど利根川で多彩なレジャーが楽しめます。利根川が氾濫した場合などに備えた、防災教育などにも力を入れていて、安全な暮らしをおくるためのヒントを学ぶことも可能。地元産の安心・安全・安価なお米・野菜・果物が豊富にそろい、加工品やお土産もたくさん並びます。気軽に立ち寄れるフードコートではお腹も心もいっぱいになるひとときを。サイクリングロードが整備されているので、香取神宮や伊能忠敬記念館などの観光めぐりへ足をのばしてみてはいかがでしょうか。
■道の駅 水の郷さわら
※詳細は公式HPをご確認ください
北総の小江戸とも言われる佐原駅
道の駅 しょうなん（千葉県柏市）【無線LANあり】
船取線を経由した国道8号線沿いに「道の駅 しょうなん」があります。
東京からは約30km圏内に位置しながら、野鳥のさえずりが聞こえ、手賀沼の自然に触れられるスポット。ガラス張りのレストラン「ヴィアッヂオ」からは手賀沼を一望しながら、本格的な中華料理が味わえます。焼き立てパンにコーヒー、ソフトクリームも人気のメニュー。直売所では地元の農家の心がこもった新鮮野菜や果物、花、米、加工品などが常に用意されていると評判です。冬を迎える「道の駅 しょうなん」では、“冬の手賀沼フルベジツーリズム”を絶賛開催中。「道の駅 しょうなん」からバスで畑に行き、旬の野菜を収穫するコースです。収穫後、レストランで食事をするプランとピザ作りを体験するプランがあります。申し込みが必要なので、希望の方はＨＰで確認してくださいね。
■道の駅 しょうなん
※詳細は公式HPをご確認ください
旬の野菜の収穫体験コースが大人気！（画像はイメージ）
道の駅 みのりの郷 東金（千葉県東金市）【無線LANあり】
「道の駅 みのりの郷 東金」は平成27（2015）年11月のオープンから2年を迎えました。
東金道路東金ICより約10分の距離（JR東金線求名駅からだと徒歩で約15分）に位置しています。東金市の農産物や特産品を直売している「東金マルシェ」はいつも新鮮な野菜や果物でいっぱい！ 特筆すべきは「植木のまち東金」らしさがあふれた「緑花木市場 BONSAI」。千葉県下最大級で、植栽・盆栽・小鉢花・見本庭園などがあり、多くの人で賑わっています。そのほか、旬の素材をふんだんにつかったパスタが自慢の「カフェ＆リストランテ とっチーノ」やジェラートが美味しい「みのりキッチン」も人気です。12月中旬頃からは「いちご狩り」を開始予定なので、気になる方はチェックしてみて！
■道の駅 みのりの郷 東金
※詳細は公式HPをご確認ください
12月中旬頃からいちご狩りが楽しめます！（画像はイメージ）
