「毎日寒いですね!」今週は、挨拶でこの一言を何度言ったでしょうか。今週は日本列島が寒波に覆われ各地で降雪、冷たい風が吹きました。冬のクライマックスを迎え、全国的に本当に毎日凍える寒さです。今日は建国記念の日。1966年に制定・施行された祝日だそう。意外に最近な気がします。とはいえ、今年で51年、半世紀にわたり親しまれている祝日です。体調を崩しやすい寒い2月の唯一の祝日は身体を温めて有意義に過ごしたいですね。
世界の建国記念日は?
国によって、何時を建国の日とするかは様々。日本の建国記念の日は、初代天皇とされる神武天皇の即位日(紀元前660年、旧暦の1月1日)を元に、新暦に換算した日・2月11日とされています。祝日として制定されたのは1966年だそう。意外に最近ですね。第二次大戦前は別の名前で祝日となっていましたが、戦後は廃止されていたそうです。1966年当時は高度成長期の真っ只中だった日本。新しい祝日は、働きづめの人々には嬉しいニュースだったかもしれませんね。
主な世界の建国記念の日
独立記念日が多いようです。やはり、植民地からの開放など戦いの結果としてもたらせた色合いが濃い気がします。
各国、きっと平和を願う日として制定されているのでしょう。
アメリカ:7月4日 独立記念日
ドイツ:10月3日 東西統一の日
カナダ:7月1日 独立記念日などなど
1960年代のあったか料理、調べてみました
毎日寒い日が続くと、身体がポカポカと温まる鍋料理がいいですね!今は様々な味の鍋の素などがスーパーマーケットに並び、毎日食べても飽きませんね。好みの材料をカットするだけで作れるので冬のお手軽定番料理にしている方も多いのでは?建国記念の日が制定された約50年前の冬はどんな鍋料理を食べていたのでしょうか…
女子栄養大学が出版している雑誌「栄養と料理」アーカイブ60年代を調べてみると、おでん・スキヤキ・水炊きなどシンプルな鍋料理が紹介されていました。今でも食べられている定番の鍋料理です。シンプルで飽きのこない味は長く愛され続けるのですね。また、当時から、今でも大人気の韓国風鍋も紹介されていました。辛味のある韓国料理は身体を温めてくれるので当時から人気があったのですね。昨今流行の豆乳鍋やカレー鍋、トマト鍋なども50年後も人々に愛され続けていくのでしょうか。楽しみです。
現在の祝日の数は?
昨年、国民の祝日に新しく加わった8月11日「山の日」。当月、カレンダーを見て初めて知った方も多いのでは?(筆者もそうでした)
また、連休を多くする為、日にちではなく第◯月曜日を祝日としたり、変化し続けている祝日。現在は年間16日の祝日があります。
1月:元日・成人の日
2月:建国記念の日
3月:春分の日
4月:昭和の日
5月:憲法記念日・みどりの日・こどもの日
7月:海の日
8月:山の日
9月:敬老の日・秋分の日
10月:体育の日
11月:文化の日・勤労感謝の日
12月:天皇誕生日
ちなみに世界一祝日が多い国はインドとコロンビアで年間18日、日本は昨年1日増えたので、タイ・レバノン・韓国と同位タイでなんと2位(変動している場合もあります)。意外に祝日が多かったのですね。休み方が下手だと言われている日本人。やはり日数より、休みの取り方・過ごし方が大事なようですね。
今年は建国記念の日は土曜日。振り替え休日が無いので、ちょっぴり損をした気分(?)ですが、暖かく有意義に過ごしたいですね。