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終の日の入りと数々の出会いに感謝する


恋とクルマと音楽と:コラムNo.13 安藤きをく特集

今年最後の「恋とクルマと音楽と」は、「冬と安藤きをくと音楽と」ということで、お世話になって来たきをくさんの写真を多めにご紹介させていただくのですが、初日の出の陰に隠れてしまいがちの大晦日の日の入り(=終の日の入り)を心に置きつつ書き進めようと思いますので、最後までよろしくお願いします。

その理由は、冷静に考えると、「ありがとう!」を言って拝むべきは、”日の入り”のような気がしてきたのです。”日の出”の方が言葉的には始まり感があって縁起が良い気がしますが、「今日も1日、無事に終わったよ!」「今夜で頑張った1年が終わるよ!」と、”日の入り”は、ここまでがあったからこそたどり着く、ピリオドや句読点なんです。

僕の調べた限り、東京の大晦日はこの約50年9割がた晴れているので、今年は56年分の感謝をするつもりです。

よろしければ、みなさんもご一緒に。

ということで、早速ですが、この上の写真いかがですか!?

僕はとびきり大好きな1枚です。

そしてこの写真を見ながら聴くなら…


恋ときをくとback numberと

back numberの「ヒロイン」を聴いちゃだめかもしれませんね…というか、ダメでした。人生すべての片思いと失恋の”きをく”が溢れます。

そして下の駆け出す女性の写真を見ながら、back numberの「だいじなこと」を聴いてしまったのもダメでした。

そもそも、安藤きをくさんの写真というのは、まさに、”きをく”に触れてくるような気がしています。そこが僕は大好きです。”きをく”はハッピーなものばかりではないけど、しまったふりや忘れたふりをしていると、実は、のちに破裂とかして危ない気がしていて、安藤きをくさんの写真で時々”きをく”に触れて、少しずつアンハッピーな”きをく”に向き合えるようになって、最後には乗り越えられるようになる気がしています。

安藤きをくさんご自身には、「そんなつもりはありませんよ」と言われてしまうかもしれませんが、結局のところ自分に嘘をつきとおすことはできませんから。

次に、下の三枚目の写真を見ながら聴くのは…back numberの「思い出せなくなるその日まで」。

最終回にして、「恋とクルマと音楽と:コラム版」…あらため、「恋と安藤きをくとback nunmber」とになりましたね。

この電車に乗るとどこに行けるのでしょう?

誰かを見送ったのでしょうか?

と、空想遊園地に招待してくれます。

それにしても、この写真を見ながらこの曲に入り込むと、きますね。

「この年の瀬に、庄司はどんな気分にさせる気だ!?」とおしかりを受けそうですが、冒頭にも書いた通り、初日の出をいい気持ちで迎えるために、終の日の入りにしっかりと感謝し見届けようと思っていたら、過去のアンハッピーとも同時にサヨナラしようという気になっただけです。

この歳になると、恋に限らずアンハッピーな”きをく”はそれなりの量あるわけですが、それが血となり筋肉となり今の僕があるのも事実なので、アンハッピーの大掃除だとご理解ください。

この辺で、そろそろ家に帰りましょうか…的な幸福感と切ない感じが同居している写真が最後の1枚。

この写真を見ながら聴くのもここまで来たら、当然、back number。

僕が10代だったら家路で聴いていた気がする「スーパースター」はいかがでしょう。

男女関係なく多くの人が一度は経験していそうな、”いつか見てろ!”的な心もちの歌詞が最高です。もちろん失恋に限った話ではなく、目標や理想がかなわず折れそうな心を支えてくれるつっかえ棒ソングのひとつになります。

我ながら、2016年、最後のおススメ曲としてパーフェクトだと自画自賛しつつ、

みなさんが2017年を穏やかに迎えられますよう、

Amanekチャンネルともども、願っております。

年末年始も安全運転で、お過ごしください。

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