恋とクルマと音楽と:コラムNo.9
「恋とクルマと音楽と」今回は、風にこだわりながら書き進めたいと思います。
今年の冬は、ある朝、突然、一ヶ月ぐらい早送りしたみたいに木枯らしが吹いて、気温が一桁台にドーンと下がって始まった感じです。長いこと東京に住んでいますがイントロのない東京の冬は初めて経験しています。
「だんだん寒くなってきたねー、このままだと部長のギャグの寒さも感じなくなるね!?」などと、それ自体寒い会話をする間もなく、11月なのに雪まで降りました。
特に風がわがままになるビルのふもとなどでは、吹雪の中かと錯覚するぐらいに傘など役に立ちませんし、天気が良くとも空っ風が頬を叩いたり、恋人との間に隙間風が吹いたりと、数千種類あるという”風”の名前が良くも悪くも舞い踊る季節です。
ということで、安藤きをくさんのほっこりするカップル写真を見ながらお読みください。
女性は太陽なのか。
そもそも、「冬はどうして寒いの?」と子供に質問されたら、
「太陽から届く光の量が減るんだよ!」と答える。
「どうして減るの?」と質問されたら、
「太陽から見える日本の位置が変わるんだよ!」と答え、
「どうして変わるの?」と質問されたら、
「そんなに興味があるなら、学校の先生に聞いてお勉強して!」と答えます。
というように、この歳になって冬の寒さの理由をおさらいすると、地球の自転軸の傾きから始まり、傾きの角度には月が影響を与えていることなど、複数の分野にまたがる壮大な宇宙の息遣いの話に発展します。ちなみに、冬至と夏至では、太陽の光が地上に当たる角度は、45度くらい違いがあるらしい。
以前、女性の心は宇宙だと書いたことがありますが、男の心は傾いていて女性という太陽を周る衛星なんでしょうか。いやっ、そうではなく、女性が地球で、その傾きに影響を与える月でありたい…と昭和の男は願うのでした。
ということで、いろんな風から冬の恋人たちを守ってくれるような曲を、
レコチョクの冬に人気のプレイリストを参考にしつつご紹介したいと思います。
愛する人の笑顔は間違いなく太陽だ。
それにしても、いい歳をして、恋だ愛だキュンだと2ヶ月以上書かせていただいていますが、今回ご紹介する2曲は、いわゆる直球の中の直球曲でして、歌っていると優しい気持ちなれる名曲です。
風の名前に例えるなら、心に春風が吹くような名曲というところでしょうか。
1曲目は、米米CLUBの「愛してる」
よく言う話で、”I Love You.”と英語圏の人が口にするのと日本人が”愛してます”というのはニュアンスが違うということがありますが、この曲の”愛してる”は、日本語の”愛してます”だと思います。家族愛は含めず、異性としてのみ、恋愛対象としてのみ、あなたを”愛してる”というやつ。
心の底から愛してる…と言えたことありますか?思わずこみあげて口にしていたみたいな…はいっ、次の曲!
2曲は、Dreams Come Trueの「LOVE LOVE LOVE」
どうですか、この2曲を続けて紹介する迷いのなさ。遅れてきた不惑という感じですかね。
それはともかく、この曲の歌いだし、
ねぇ どうして
がJ-POP史上に残るものだと思っているのは僕だけではないはずです。
この語りけるような親近感のある言葉で歌い始めて、自分でも手に負えないぐらいの最上級の愛の気持ちがあふれている状態までを3分半で歌いあげます。
…と僕の文章も興奮してきたとことで今回はここまで。
ぜひ、この2曲、年末に大声で恥ずかしがらずに歌ってください。
寒い夜空に、一瞬、春風がかおるはずです。
などと、世代を超えた恋バナを繰り広げるラジオ版”恋とクルマと音楽と”の次回放送は、
12月6日火曜日19時30分~。
Amanekチャンネルアプリをダウンロードして、
お聴きください。
もちろん、twitterでの参加はOK、
僕が友人と女子大生とおしゃべりする生放送を聴いて恋バナにご参加ください。