
今日4日、前橋地方気象台で浅間山、白砂山、仙ノ倉山の「初冠雪」が観測されました。いずれも平年より遅く、昨年より早い初冠雪です。
●浅間山・白砂山・仙ノ倉山で初冠雪
今日4日、前橋地方気象台で浅間山、白砂山、仙ノ倉山の初冠雪が観測されました。
昨日3日は上空に寒気が流れ込み、関東の標高の高い山では雪の降った所がありました。今日4日はふもとが晴れて、浅間山と白砂山、仙ノ倉山では山頂付近が白くなっているのが確認されました。
浅間山:平年より4日遅く、昨年より3日早い
白砂山:平年より5日遅く、昨年より3日早い
仙ノ倉山:平年より6日遅く、昨年より4日早い
●初冠雪とは
初冠雪とは、8月1日から翌年の7月31日までに山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで、白く見えることを言います。
初冠雪は初雪とは違い、麓の気象台から山の山頂付近が雪などで白く見えることが条件です。山に登って、雪が降っていることが分かっても、初冠雪とはなりません。
また、麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはなりません。遠くから見えるくらいの雪が積もり、その後、晴れて、麓から確認できたときに、初冠雪となります。
