
今日2日は、東北から関東甲信では大気の状態が非常に不安定となっており、所々で雨雲や雷雲が発達しています。今夜にかけて非常に激しい雨や雷雨にご注意ください。
●東北や関東甲信の所々で雷雲が発達
今日2日は、東北や関東甲信では大気の状態が非常に不安定となっています。所々で雨雲や雷雲が発達しています。落雷も多数発生しています。
1時間に宮城県加美町では39.0ミリ(15時35分まで)、福島県二本松市で33.5ミリ(7時45分まで)の激しい雨が降りました。
●今夜にかけて激しい雨や非常に激しい雨に注意
今夜にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。内陸部を中心に雷を伴った激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)の降る所があるでしょう。
低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
●雷雲が近づくサイン その時どうする?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。