starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

8月も厳しい暑さが続く北海道 台風などの影響に注意し、大雨への備えを


今日(31日)札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。この先1か月の北海道の気温は、平年より高い状態が続く見込みです。8月の終わりにかけても暑さがおさまらず、厳しい暑さが長引きそうです。また、降水量は日本海側で平年並みか多く、太平洋側とオホーツク海側は、ほぼ平年並みでしょう。8月の北海道は1年の中でも、最も台風の影響を受けやすい季節でもあるため、もしもの時の備えを行っておきましょう。

●1週目(8月2日~8月8日)低気圧の動向に注意 蒸し暑い1週間に

1週目の気温は各地とも平年より高く、天気は数日の周期で変わるでしょう。また、日本海側を中心に低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすい見込みです。

週末にかけて晴れ間の広がる所が多い道内ですが、土曜日(2日)と日曜日(3日)は太平洋側で雨の降る所があるでしょう。今日(31日)正午時点で日本の南海上にある台風9号の進路次第では、雨の降り方が強まったり、雨の範囲が広がる可能性もあるため、最新の気象情報を確認して下さい。
月曜日(4日)以降は低気圧や気圧の谷の影響で、曇りや雨のぐずついた天気となるでしょう。特に水曜日(6日)頃は道内で広く雨が降り、日本海側や太平洋側西部を中心に雨脚の強まる恐れがあります。低気圧の動向次第では、雨の量が多くなるでしょう。

最高気温は、全般に平年より5度ほど高く、湿度も高いため、蒸し暑く感じる日が多くなりそうです。また、雨が降ると窓が開けにくく、部屋の中に暑さがこもってしまうことがあります。エアコンや扇風機を使用する、保冷剤を首元に当てるなど、屋内でも熱中症対策は忘れずに行うようにして下さい。

●2週目(8月9日~8月15日)台風接近数が最も多い8月 大雨の備えを

2週目の北海道も、暖かい空気に覆われやすく、気温は引き続き平年より高い見込みです。1週目と同様に日本海側を中心に低気圧や前線、高気圧周辺の湿った空気の影響を受けやすいでしょう。それらの影響もあり、数日の周期で天気が変わる見込みです。

北海道においては、台風の接近数が8月と9月が1年の中で最も多いため、昨年2024年8月11日~15日にかけては、台風5号が南から近づき、熱帯低気圧に変わって北海道を通過しました。その影響で、太平洋側西部を中心に雨が強まり、大雨となった所もありました。台風の影響による、もしもの大雨時のために、避難場所の確認、非常用品の準備など対策は行っておきましょう。
また、2週目はお盆の時季にも当たるため、台風の発生や接近により交通への影響が出る可能性があります。また、移動は問題なくとも、土地勘のない場所で災害にあってしまうこともあるかもしれません。市町村や気象庁などから発表される情報をこまめに確認するようにして下さい。

●3~4週目(8月16日~8月29日)夏休みの終わりまで暑さが続く 熱中症に注意

3~4週目の北海道の気温も、平年よりも高い状態が続くでしょう。天気は数日の周期で変わりますが、高気圧に覆われるため、平年に比べて晴れる日が多くなりそうです。

札幌の最高気温の平年値が1年の中で最も高いのは、8月。その中でも特に8月上旬が最も暑さの厳しい頃です。しかし、今年の8月は8月下旬にかけても暑さがおさまることなく、気温の高い傾向は続きそうです。道内の小学校などでは、8月下旬まで夏休みという所があります。夏のレジャーなど屋外だけではなく、家の中など建物の中で過ごす場合も熱中症や食中毒には十分に注意して下さい。小さなお子さんには、周りの大人がこまめな水分補給を呼び掛けるなどして、声掛けを行っておくのも大切です。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.