
21日(海の日)は全国的の200地点以上で猛暑日となり、関東北部や福島県では38℃台まで上がったところがあります。明日22日(火)も熱中症警戒アラートが九州から北海道まで発表されています。引き続き、体調管理にご注意ください。
●21日(月) 猛暑日地点は2週間ぶりに200地点超え 37℃以上が25地点
今日21日(月)は、全国的に夏空が広がり、最高気温35℃以上の猛暑日が208地点と、14日ぶりに200地点を超え、今年2番目に多くなりました(7月7日が210地点)。
全国で一番暑くなったのは、茨城県大子町の38.7℃で、観測史上2番目に高い記録に並びました。そのほか、福島市で38.5℃、群馬県桐生市で38.1℃。37℃以上の体温を超えるようなところが関東の内陸や東北を中心に25地点もありました。
●明日22日(火)も体温超え続出 九州から北海道まで熱中症警戒アラート
22日(火)も北海道から九州にかけて、21日(月)と同じような所で35℃以上の猛暑日となる見込みです。
予想最高気温は
38℃:京都市、大分県日田市
37℃:北海道北見市、山形市、群馬県前橋市、埼玉県熊谷市、岐阜市
などとなっていて、体温超えが続出しそうです。
熱中症警戒アラートも九州から北海道にかけて広い範囲で発表されています。
●熱中症警戒アラート発表時の予防行動
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。