
きょう(21日)の関東は午前中から最高気温が35℃以上の猛暑日の地点が続出しています。熱中症警戒アラートが東京、神奈川、埼玉、栃木、茨城に発表されいてます。午後はさらに気温が上がる所が多いので、熱中症に厳重に警戒してください。
●関東は午前中から体温超えの所も 都心も猛暑日迫る
関東地方の正午までの最高気温は、茨城県大子町で37.0℃とすでに体温超えるような危険な暑さになっています。そのほか、東京都八王子市で36.3℃、練馬区で35.9℃などと内陸部を中心に午前中から猛暑日となっています。東京都心でも34.3℃まで上がっています。
熱中症警戒アラートが東京、神奈川、埼玉、栃木、茨城に発表されいて、東京では7月10日以来11日ぶり、今年6回目です。
午後はさらに気温が上がり、危険な暑さになるため、熱中症に厳重な警戒が必要です。屋外では直射日光を避け、室内では冷房を使用して涼しくしてお過ごしください。
●熱中症警戒アラート 発表時に徹底する行動
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わずエアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前にこまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。