
きょう21日は、全国的に気温がぐんぐん上がっています。13時半までの最高気温は、茨城県大子町で38.7℃、関東~北日本では記録的な暑さになっている所もあります。この後も、熱中症に厳重に警戒してください。
●各地で体温超え続出 仙台は今年初の猛暑日
きょう21日は、関東の内陸部や東北を中心に危険な暑さになっています。
13時半までの最高気温をみると、37℃以上の地点が9地点。茨城県大子町で38.7℃と観測史上2番目に高い記録に並んでいます。山形県大江町左沢の37.0℃は観測史上最も高い記録です。
また、仙台市でも35.2℃まで上がり、今年初の猛暑日となりました。
このあとも、夕方にかけて気温が上がる所がありますので、冷房の効いた涼しい所で過ごすなど熱中症予防をしてください。
●熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。