
今日19日から3連休という方も多いと思いますが、広い範囲で晴れて猛烈な暑さが続くでしょう。屋外、屋内に関わらず、どこにいても万全な熱中症対策を。一方、北海道は雨で激しく降る所も。台風6号は南シナ海へ向かいますが、沖縄ではうねりを伴った高波に注意してください。
●3連休は広く夏空 連日猛暑になる所も
今日19日(土)から21日(月)にかけて、3連休という方も多くいらっしゃると思います。
日本付近には太平洋高気圧が勢力を広げ、九州から東北南部まで広い範囲で夏空が広がるでしょう。東北北部も晴れて、今日19日(土)にも梅雨明けの発表がありそうです。
「梅雨明け十日」と言われているように、梅雨明け直後は、太平洋高気圧の張り出しが強まり、安定した晴天と猛烈な暑さが長く続きます。いよいよ各地で本格的に厳しい暑さが長く続くでしょう。この3連休も全国的に平年を上回る暑さが続き、東北から九州では広く33℃以上、中には35℃以上の猛暑日の続く所もありそうです。どこで過ごすにしても万全な熱中症対策は欠かせません。小さなお子さんやお年寄りには暑さに無理をしていないか、声掛けを行うようにしましょう。
一方、北海道には高気圧の縁を回るようにして、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。北海道は明日20日(日)にかけて断続的に雨が降り、雨量が増える所もありそうです。大雨による土砂災害などに十分ご注意ください。21日(月)には日が差して、北海道でも35℃近い暑さになる所が多いでしょう。
沖縄はこの3日間は局地的に雨が強まるでしょう。また、台風6号は南シナ海へ進み、沖縄からは離れていきますが、引き続き、台風からのうねりを伴った高波にはご注意ください。
●3連休明けは局地的な大雨や雷雨に注意 蒸し暑さアップ
連休明けは太平洋高気圧の張り出しが弱まり、暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。雨雲の元になる水蒸気が加わるため、局地的な大雨や雷雨が発生しやすくなりそうです。
特に、21日(火)から24日(木)頃にかけては、関東甲信や東海など、日差しがあっても、変わりやすい天気に注意が必要です。
また、日差しが途切れても、気温に加えて湿度も高くなるため、熱中症へのリスクは一段と高まるでしょう。昼夜問わず気温が高く、夜間の熱中症にも気を付けるようにしましょう。
25日(金)、26日(土)と本州や北海道は晴れますが、沖縄や九州は雨になりそうです。
●7月末も夏空多い 熱帯擾乱の動向には注意を
27日(日)以降、北海道は雲が多く、すっきりと晴れる日が少なくなりそうです。東北から九州にかけては晴れる日が多く、最低気温は25℃以上、最高気温は連日35℃近くまで上がり昼夜問わず、厳しい暑さとなるでしょう。
29日(火)は、東海は雨が降る見込みです。まだ予報は定まっていませんが、南の海上に発生する熱帯擾乱が北上し、その雨雲がかかる可能性が出ています。
台風6号は日本に直接の影響はありませんが、今年も台風シーズンは真っ盛りとなっています。今後も情報には注意し、台風や熱帯低気圧が近づく際には早めの備えを行ってください。