starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

北海道付近は雨雲の通り道に 厳しい暑さが続く


太平洋高気圧の北縁にあたる北海道付近は、しばらくの間は雨雲の通り道となり、この先一週間は天気のぐずつく日が多くなるでしょう。なお、南から暖かく湿った空気が流れ込み、道内は広範囲で真夏並みの暑さも続く見込みです。蒸し暑さも続くため、食品の管理などに十分注意して下さい。

●太平洋高気圧の縁となり、北海道付近は雨雲の通り道に

昨日(15日)には9年ぶりに北海道へ台風第5号が上陸しました。台風から変わった低気圧はすでに北海道から離れましたが、今日(16日)の北海道付近は台風一過の晴天とはいかず、南北にのびる雨雲が通過している影響で広く雨が降り、所々で雨脚が強まっています。この雨雲は今後もゆっくりと東に移動しますが、道北では今日夕方までは雷を伴った激しい雨に注意が必要です。雨は今夜には小康状態となる見込みです。

なお、この先一週間の予想天気図を見ると、日本の東海上で勢力を強める太平洋高気圧が日本列島に張り出す見込みです。太平洋高気圧の北縁にあたる北海道付近は潜在的な前線帯の影響を受けると予想され、雨雲の通り道となるでしょう。太平洋高気圧の縁を回って流れ込む暖かく湿った空気の影響で大気の不安定な状態も続く見込みです。

●18日(金)~19日(土)や、23日(水)ごろは大雨の恐れも

この先一週間の道内は、西~南西の風が山越えで吹き下ろす帯広や釧路など道東方面で晴れ間があるほかは雲が広がり、20日(日)頃にかけては旭川や稚内など道北を中心に雨が降りやすくなるでしょう。特に、低気圧を含む気圧の谷の通過が予想される18日(金)~19日(土)や、23日(水)ごろは発達した雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。また北海道周辺海域の海面水温は日本海や太平洋、オホーツク海ともに平年より4℃前後高い状態が続いており、海面から蒸発する水蒸気の影響で雨雲が急速に発達する恐れがあります。最新の気象情報に注意して下さい。

また、暖かく湿った空気の流入も続くため、道内は各地で真夏並みの気温が続くでしょう。日中の高い気温や暖かい南風、周辺海域の高海水温などの影響で最低気温も高く経過し、札幌では夜間の最低気温が25℃以上の「熱帯夜」となる日もあるかもしれません。蒸し暑さも続くため、引き続き熱中症や食品の管理などに十分注意して下さい。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.