
今週は、前半ほど広く晴れて気温上昇。明日17日から19日は35℃以上の猛暑日地点が増加しそう。来週は梅雨らしい天気に。猛暑は収まるが、熱帯夜の所が多くなる。
●1週目 強い日差し 猛烈な暑さ
夏の暑さをもたらす太平洋高気圧の力が、一時的に強まります。
明日17日から19日は全国的に強い日差しが照り付けて、気温が上昇。日中は南から北まで広く30℃を超え、関東や東海、近畿を中心に所々で35℃以上の猛暑日になるでしょう。東京都心も猛暑日の予想。実際に35℃まで上がれば、猛暑日の過去最早記録(2022年6月25日が、これまでの最早)を更新することになります。湿度も高めで、体の熱が逃げにくい状況。ノドが渇く前に、こまめに水分を摂るなど、熱中症対策を万全になさってください。急な強雨や雷雨にも注意が必要です。明日17日の午前中は、西日本で局地的に雨雲や雷雲が発達します。
20日以降も日差しが届くでしょう。日中の気温は連日のように広い範囲で30℃を超える予想。夜も気温があまり下がらず、熱帯夜(最低気温25℃以上)の所が増えてくるでしょう。
●2週目 梅雨空戻る 続く熱帯夜
この期間は、梅雨らしい天気が戻ってきます。
九州から東北にかけて、曇りや雨の日が多く、特に27日は雨の範囲が広がるでしょう。梅雨のない北海道も、スッキリと晴れる日は少なくなりそうです。
気温は、平年並みか高いでしょう。猛暑日の所はなさそうですが、広く30℃以上の予想。特徴的なのは最低気温で、1週目よりも25℃を下回らない地点が増えるでしょう。沖縄や九州から関東にかけて、寝苦しさが続きそうです。睡眠が不足したり、疲れが溜まってきたりすると、熱中症のリスクがいっそう高まります。適切にエアコンを使うなど、無理のないようにお過ごしください。