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春(3月~5月)の天候まとめ 北日本を中心に高温、日照少なく多雨


気象庁の発表によると、2025年春は北日本を中心に平均気温がかなり高く、多雨かつ寡照でした。特に4月は記録的な少ない日照時間となり、1946年以降の観測で最も少ない4月となりました。一方で、沖縄・奄美では日照時間が多く、高気圧の影響が強かったためです。今年の台風の発生数は0ですが、日本気象協会の予報では、今後平年並みの発生数となる見込みです。特に6月から10月にかけて、太平洋熱帯域の海面水温上昇により台風が発生しやすく、日本列島により接近しやすい可能性があります。

気象庁は2日、春(3~5月)の天候まとめを発表しました。春の平均気温は、北日本を中心にかなり高くなりました。また、北日本では多雨、寡照となり、特に4月は記録的な寡照となりました。

●北日本を中心に高温 寒暖差もあり桜に影響

北日本を中心に暖かい空気に覆われやすかったため、春の気温は、北日本でかなり高く、東日本・西日本で高くなりました。
一方、3月中旬や3月下旬の後半から4月上旬にかけては、沖縄・奄美を中心に強い寒気の影響を受けた時期があり、全国的に気温の変動が大きくなりました。その影響で、3月下旬の前半の暖かさで桜が一気に開花した地域では、桜が比較的長く楽しめた所もありました。

●春は北日本・東日本で降水量が多く 北日本は記録的寡照に(4月)

北日本では、4月を中心にたびたび低気圧や湿った空気の影響を受けたため、春の日照時間は少なく、降水量は多くなりました。特に、4月は月を通して低気圧の影響を受けやすかったため、日照時間はかなり少なく、1946年の統計開始以降、4月として1位または1位タイの寡照となりました。

また、東日本では、3月や5月を中心に低気圧や前線などの影響を受けやすい時期があったため、春の降水量は東日本太平洋側で多く、日照時間は東日本全体で少なくなりました。

沖縄・奄美では、4月を中心に高気圧に覆われやすい時期があり、春の日照時間は多くなりました。

●今年は台風の発生いまだ無し 今後は?

6月5日現在まで、2025年の台風の発生数は0で経過しています。ただ、2025年の台風の発生数は平年と同じくらいの数となりそうです。

理由は、日本気象協会が独自の予報モデルで解析した2025年の台風の見通しによると、台風の主な発生域である太平洋熱帯域西部やフィリピン東方海上の海面水温は、2025年秋にかけて高い予想で、積乱雲の発生が多くなる見込みです。上の表からわかるように、2025年の台風の発生数は、6月から10月までほぼ平年並みになりそうです。

また、2025年の夏から秋にかけて、日本の南で太平洋高気圧の張り出しが強く、台風は、より日本列島へ接近しやすいルートを通ることになるでしょう。
さらに台風の発生場所は、例年よりも日本列島に近い場所で発生すると予想されていることから、台風の発生から日本列島への接近までの期間が短くなる傾向になりそうです。

台風はいつ発生してもおかしくない時期にはいってるので、最新の気象情報をこまめにチェックするようにしましょう。

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