
今日27日午後2時までに、新潟県上越市高田では最高気温が30.0℃に達し、本州で今年初めての真夏日になりました。
●本州で今年初の真夏日
今日27日は、本州付近は南から平年を大幅に上回る暖かい空気が流れ込み、さらに日本海側では南風が山を吹き降りるフェーン現象も加わり、気温がグングン上昇しています。
新潟県上越市高田では、午後1時55分に最高気温30.0℃を観測し、本州で今年初めての真夏日(最高気温30℃以上)になりました。
なお、昨年2024年、全国で初めての真夏日になったのは、新潟県三条市で4月15日でした。
昨日26日は、九州の大分県佐伯市宇目や宮崎県高鍋町などで30℃を超えて、今年全国で初めての真夏日を記録しましたが、3月の国内の真夏日は26年ぶりでした。
昨日26日に続いて、今日27日も3月とは思えない記録的な暑さの所が続出しています。午後も水分をこまめに補給するなど、暑さ対策を行ってください。
●熱中症予防のポイント
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。