
今日15日午後から明日16日昼頃にかけては、雪の降る所も少なく、まずまずのお出かけ日和となりそうです。ですが、明日夜からは全道的に雪が降り出し、明後日の週明け17日にかけては道東方面を中心に荒れた天気となる見込みです。雪、風が強まり、局地的には50センチ前後の大雪となるでしょう。大雪や吹雪により交通障害が発生する恐れがあります。札幌でも現在露出している路面にしっかりと積雪するくらいの雪となる可能性があります。通勤などの外出の際は時間に余裕を持って出かけた方がよさそうです。
●明日昼頃にかけてはまずまずのお出かけ日和
冬型の気圧配置となった影響で、今日15日午前は札幌市内でも幹線道路の路面に少し積雪するくらいの雪が降りましたが、午後にかけては雪の降り方は弱まり、積もった雪も解けてきました。午後は次第に冬型の気圧配置も緩むでしょう。これから明日16日昼頃にかけては、雪は降っても弱く、風も弱まってくるため、まずまずのお出かけ日和となりそうです。
●明日夕方には道南で雪 夜は全道的に雪が降る
明日夕方には、北海道付近は本州方面から北上してくる低気圧を含む気圧の谷の中に入る見込みです。
明日夕方には道南で雪が降り出すでしょう。夜はその他の地域でも雪が降り出す見込みです。低気圧接近に伴って気圧の傾きも大きくなり、風も強まるでしょう。沿岸を中心に風を伴ってふぶく恐れがあります。次第に雪の降り方も強まる見込みです。札幌でも市内の南側の地域を中心に雪の降り方が強まるでしょう。現在露出している路面が覆われるくらいのしっかりとした雪の降り方となる可能性があるため、お出かけの際は早めに帰宅するとよいでしょう。
●明後日は局地的大雪に 道東方面を中心に猛吹雪となる恐れも
明後日17日は、北海道の南海上から千島方面にかけて発達しながら進む低気圧を含む気圧の谷の中となるでしょう。
低気圧に近い道東方面を中心に雪や風が強まる見込みです。降る雪は湿った重たい雪となり、明後日の一日で降る雪の量は、広く20センチから40センチくらいとなり、局地的には吹きだまりなどの影響も加わり、50センチから60センチくらいの大雪となる恐れがあります。また、風も強く、猛吹雪で見通しが効かなくなる恐れもあります。できるだけ外出などは控えた方がよさそうです。やむを得ない外出で車の立ち往生などが発生した場合は、雪がどんどん積もったり、風で吹き飛ばされてきたりしてマフラー付近が覆われてしまう恐れがあります。マフラー付近をこまめに除雪して一酸化炭素中毒とならないよう注意が必要です。
札幌周辺では吹き返しの北風で雪が降り、今度は札幌市内では西側で雪が強まる可能性があります。明日から明後日午前は千歳方面で、明後日午後は小樽方面で交通機関に影響が出る恐れがあるため、時間に余裕を持って出かけた方がよさそうです。