
今日7日(金)は太平洋側で晴れて空気が乾燥しています。関東甲信や静岡県内では湿度が20%以下まで下がっている所があります。火の取り扱いやノドの乾燥などに注意してください。
●太平洋側 晴れて空気乾燥
今日7日(金)は、日本付近は冬型の気圧配置となっていて、太平洋側の地域ではよく晴れて、空気が乾燥しています。特に関東や東海で湿度が低くなっていて、正午までの最小湿度は、天竜(静岡県)で14%と、今シーズン最も低くなっています。また、肝付前田(鹿児島県)で17%、辻堂(神奈川県)で19%と、それぞれ20%を下回り、空気の乾燥が進んでいます。
空気の乾燥に伴って、空が澄んで見通しが良くなっています。
静岡県富士市からは、今朝、青空を背景に富士山の山頂がくっきりと見えました。
●火の取り扱いに注意
空気の乾燥に伴い、ノドや肌が乾燥しますので、ケアが必要です。
また、乾燥に加えて風が強まっているため、火の取り扱いにも十分注意が必要です。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
①たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
②ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。