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17日から強烈な寒波が長期滞在 ピークは2回 警報級の大雪や暴風雪の恐れ


17日から日本列島に強烈な寒波が襲来し、警報級の大雪や暴風雪が予想されています。特に日本海側では、北陸を中心に72時間で100センチ前後の降雪が見込まれています。寒波は長期間居座る見込みで、2回のピークが18日から19日、22日から23日にかけて訪れます。JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響で雪雲が発達しやすく、さらなる降雪につながる恐れがあります。太平洋側でも一部地域で雪雲が流れ込みます。全国的に風が強まり、特に東北では暴風雪に注意が必要です。厳しい寒さによる体調管理と交通障害への警戒が求められています。

17日(月)は次第に冬型の気圧配置が強まり、日本列島に強烈な寒波が襲来する見込みです。今回の寒波も長く居座る予想で、3連休にかけて影響が長引くでしょう。日本海側を中心に警報級の大雪や暴風雪の恐れがあります。車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です。太平洋側にも雪雲が流れ込む所があるでしょう。

●強烈な寒波が長く居座る

17日(月)は次第に冬型の気圧配置が強まるでしょう。上空1500メートル付近でマイナス9℃以下の強い寒気が西日本まで、さらに強いマイナス12℃以下の寒気は東日本や北日本に流れ込む予想です。

今回の冬の嵐の特徴は以下の通りです。
①前回の立春寒波と同様に寒波が強弱を繰り返しながら長く居座ります。24日(月)振替休日にかけて影響が長引く恐れがあります。
②寒波のピークは2回で、18日(火)から19日(水)頃にかけてと22日(土)から23日(日)頃にかけてとなりそうです。
③18日(火)にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が発生し、北陸を中心に短時間に降雪量が多くなる恐れがあります。

※「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」とは、シベリア大陸から流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分され、その風下である日本海で再び合流して形成される収束帯(雪雲が発達しやすいライン)です。JPCZによって、雪雲が発達しやすくなり、その雪雲が次々と流れ込むと、大雪となることが多々あります。

●警報級の大雪の恐れ

本州の日本海側を中心に雪が強まり、降雪量が多くなる見込みです。北陸の山沿いを中心に72時間降雪量が100センチ前後に達する所もあるでしょう。太平洋側でも東北や東海、近畿、四国など雪雲の流れ込む所がありそうです。

上の図は、気象庁が16日(日)11時に発表した警報級の大雪となる可能性を示しています。東北や北陸、関東北部、長野県北部、岐阜県、滋賀県北部、山陰で警報級の大雪となる恐れがあります。

22日(土)から23日(日)頃は再びピークを迎えるため、さらに積雪が急増する可能性があります。

●全国的に風が強く 東北で暴風雪の恐れ

17日(月)から18日(火)は全国的に風が強まり、特に東北では暴風雪や暴風の恐れがあります。見通しがきかない猛吹雪となる所があるでしょう。

ドカ雪やホワイトアウトとなる可能性があり、車の立ち往生や列車の遅れなど交通障害に警戒が必要です。また、これまで積もった雪の上に、新たに雪が積もることで滑り落ちる「表層なだれ」が発生しやすくなります。なだれや屋根からの落雪にも注意が必要です。

●真冬並みの厳しい寒さに

寒波が列島をすっぽりと覆う18日(火)以降は厳しい寒さとなるでしょう。最高気温は札幌市や秋田市は0℃前後と凍えるような寒さとなりそうです。金沢市では5℃以下と平年を下回る寒さが続くでしょう。名古屋市や大阪市、福岡市は10℃に届かず、真冬並みの厳しい寒さとなりそうです。東京都心は10℃くらいですが、冷たい北風が吹きつけるでしょう。

最低気温は東京都心から福岡市でも0℃くらいまで下がり、名古屋市では冬日になる日が多くなりそうです。体調管理にも注意が必要です。

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