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6日の最高気温 札幌・秋田は3月並み 一日で積雪20センチ減も 7日からまた大雪


6日(月)までは、北海道から北陸にかけて暖かい空気が流れ込み、各地で3月から4月並みの気温となりました。青森空港では積雪が24cm減少し、雪どけが進んでいます。しかし、7日(火)以降は日本海側に強烈な寒気が流れ込み、再び大雪が予想されます。特に、9日(木)から10日(金)にかけて、警報級の大雪が予想される地域もあるため、除雪作業中の事故に注意が必要です。

6日(月)15時までの最高気温は、根室で4月並み、札幌・青森・秋田・金沢で3月並みでした。この暖かさで雪どけが進み、15時の積雪は、前日の同時刻に比べ、青森空港で24センチも減りました。ただ、7日(火)以降は、また日本海側で積雪が増え、9日(木)~10日(金)頃は「警報級の大雪」の所もありますので、除雪中の事故などに注意が必要です。

●6日(月)15時までの最高気温 北陸から北で3月~4月並み

6日(月)は、日本海から北海道付近へと進む低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込んだため、北陸から北では、季節外れの暖かさとなりました。

15時までの最高気温は、根室では6.8℃と、前日より9℃も高く、4月中旬並みでした。札幌では3.2℃と、3月上旬並みで、5日ぶりに「真冬日(最高気温0℃未満)」から解放されました。

また、青森では5.2℃と3月上旬並み、秋田は8.0℃と3月中旬並み、金沢では9.5℃と3月上旬並みでした。

一方、関東~中国、四国は冷たい雨が降り、東京都心は8.1℃と、北海道の松前で観測された8.5℃よりも寒くなりました。大阪は、東京都心より更に低い7.2℃でした。

●雪どけ進む たった一日で積雪20センチ減も

この暖かさで、北陸から北では、雪どけが進みました。

特に、年明けに大雪となった青森県を中心に、積雪がグッと減りました。

6日(月)15時の積雪をみますと、青森空港では178センチと、前日同時刻より24センチも少なくなりました。また、青森県の酸ケ湯では375センチと、前日同時刻より22センチも減りました。青森市では112センチと、前日同時刻より19センチ少なくなっています。

気温が高くなり、積雪が減っている反面、雪崩の危険性は高まっています。6日(月)15時30分現在、北海道~山陰の日本海側では、広い範囲に「雪崩注意報」が発表されています。雪崩や屋根から落ちる雪に、お気をつけください。

●7日(火)から 日本海側ではまた大雪へ

そして、7日(火)からは、また冬型の気圧配置が続き、次第に強烈な寒気が流れ込むでしょう。

そのため、北陸から北の日本海側では、連日、雪や雨が降り、また積雪が増えそうです。特に、9⽇(木)から10⽇(金)頃は、⽇本付近は冬型の気圧配置が強まり、山形県・福島県・長野県・岐阜県・富山県・石川県・福井県で「警報級の⼤雪」のおそれがあります。

また、今回は寒気が強いため、仙台など、東北の太平洋側にも、雪雲の流れ込む日があるでしょう。

更なる大雪により、積雪が急増する所もありますので、慣れていても、除雪中の事故には十分ご注意ください。

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