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寒波で100センチ以上の降雪 雪崩や落雪、除雪中の作業に注意 次は26日夜から


22日からの寒波により、関東北部の山沿いで100センチを超える降雪が観測されました。青森県や新潟県を含むいくつかの地域では特に降雪量が多く、除雪作業などは慎重に行うよう呼びかけられています。25日には一旦雪が落ち着いていますが、26日夜から再び寒波が到来する予報です。27日から28日には再び大雪が予想され、十分な備えが推奨されています。雪下ろしを行う際は、安全を最優先にし、転落や事故を防ぐために適切な装備と注意が必要です。

22日(日)からの寒波の影響で、雪国だけでなく関東北部の山沿いでも100センチを超える降雪量になったところがあります。きょう25日(水)はいったん雪が落ち着いていますが、雪崩や落雪、除雪中の作業は十分お気を付けください。26日(木)夜から再び寒波がやってくる見込みです。

●72時間積算降雪量 関東北部の山沿いでも100センチ超え

22日(日)から24日(火)にかけての寒波の影響で、北日本や東日本の日本海側山沿いを中心に雪が強まりました。72時間積算降雪量を見ると、あちこちで50センチ(黄色)以上となっていて、75センチ(オレンジ)以上の地域も見られます。

特に100センチを超えたのが、青森県八甲田山系の酸ヶ湯、福島県檜枝岐村、群馬県みなかみ町藤原、新潟県湯沢町です。

きょう25日(水)は雪がほとんどやんでいて除雪作業には最適ですが、作業は複数人で行うなど安全に行ってください。雪崩や屋根からの落雪にも十分ご注意ください。

次に日本海側で雪が強まるのは26日(木)夜からとなり、ピークは27日(金)、28日(土)となりそうです。再び大雪が予想されますので、備えは万全にしてください。

●雪下ろしの注意点

雪下ろしをする際は、慣れていても必ず2人以上で、声を掛け合い、安全を確かめてから行いましょう。一階の屋根など、低い屋根に上っていても、転落する危険性がありますので、油断はできません。疲れたら十分に休憩をとって、無理な作業は絶対にやめてください。
以下、雪下ろし中の注意すべき3点です。

【1】雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか必ず確認しましょう。新雪や晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒につららが落ちてくることもあります。
【2】はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないようロープなどでしっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう一段と注意が必要です。
【3】雪下ろしをする際は建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って作業してください。

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