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8日夜は「土星食」 東京などで観察日和 各地の天気・時間・観察ポイントは?


2023年12月8日、18時30分頃から19時頃にかけて、上弦直前の月が土星を隠す「土星食」が、東京や大阪など日本列島の南東側で観察できます。これが夜間に広範囲で観察できる土星食は22年半ぶりです。観察できる地域は東北地方から近畿・四国地方にわたり、特に太平洋側では天気が良く観察に適しています。一方、近畿や四国の一部、沖縄では雲が多く観察が難しい可能性があります。天体望遠鏡を使用すれば、土星が月に隠れる様子や現れる様子をより詳しく観察可能です。気温が低くなるため、観察時はしっかり防寒対策をしましょう。

今日12月8日(日)18時30分頃~19時頃、月が土星を隠す「土星食」が起きます。「土星食」が見られるのは、東京や大阪など日本列島の南東側の地域。東京都心など太平洋側は晴れて観察日和。さらに「食」の後、深夜にかけては南西~西南西の空で月と土星が大接近。観察できる地域や時刻、天気、観察ポイントは?

●今回は観察しやすい夜の「土星食」

今日12月8日18時30分頃~19時頃にかけて、上弦直前の月が土星を隠す「土星食」が起きます。

日本では、今年2024年7月25日の日の出後にも「土星食」が起きましたが、青空での観察は困難です。今夜12月8日の「土星食」は、日の入り後、暗くなっていく空で起こるため、明るい惑星が月に隠される様子を日本の広い範囲で見ることができます。広範囲で夜間に起こる土星食は2002年3月20日以来、22年半ぶりです。

●「土星食」の見える地域は?

今日12月8日の「土星食」が見られるのは、日本列島の南東側の地域です。東北地方~近畿・四国地方の広い範囲で観察する事ができます。

※北海道の一部太平洋岸を除く大部分、東北地方北部の一部、およそ岡山県以西の中国地方から宮崎県・鹿児島県の南東部を除く九州地方の大部分などでは、食は起こらず、月と土星が非常に接近して見えるにとどまります。

●時間帯や観察ポイントは?

東京の場合、月の暗い縁に土星が潜入して隠れるのは18時20分頃、明るい縁から土星が出現するのは19時1分頃です。土星本体や環の大きさがあるため、潜入・出現にはそれぞれ1分ほどかかります。

肉眼や双眼鏡でも見えますが、天体望遠鏡で観察すれば、土星が月にじわじわと隠され、月の裏から出てくる様子が楽しめます。

※潜入・出現の時刻や月の高度、月の縁のどこに見えるかは観察場所によって異なるため、国立天文台HPなどで事前に確認しておきましょう。https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics02.html

食が終わった後、深夜にかけては、南西~西南西の空で月と土星が大接近している様子が見られます。月と土星の次回の接近は、来年1月4日です。

●各地の天気は?

今日12月8日夜も、関東など太平洋側は晴れる所が多いでしょう。ただ、近畿や四国の一部では雲が広がりやすく、観察が難しい所がありそうです。那覇など沖縄も雲が広がりやすいでしょう。

観察日和の所も、「土星食」の時間帯は、東京都心で9℃くらいと北風が冷たいでしょう。深夜にかけては東京都心でも5℃前後までグッと下がる見込みです。天体ショーは暖かくしてお楽しみ下さい。

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