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年末年始にかけて北海道は大雪や寒さへの備えが重要 1か月予報


北海道では12月、全般的に平年より気温が低く、日本海側やオホーツク海側では曇りや雪の日が多くなる見込みです。特に日本海側では冬型の気圧配置が強まり、降雪量が増加する可能性があります。12月7日から13日には、強い風と雪による荒天の懸念があり、大雪に備えることが推奨されます。また、14日から20日にも同様の気象条件が続き、除雪が追い付かない地域が出る可能性があります。3週目以降、特に年末年始期間は、低気圧と寒気の影響で水道の凍結が懸念されるため注意が必要です。すべての期間において寒さ対策と交通障害への注意が求められます。

向こう1か月の北海道は、気温は各地で平年より低くなるでしょう。降水量は日本海側とオホーツク海側で平年並みか多く、太平洋側は平年並みの見込みです。日照時間は、日本海側で平年並みか少なく、オホーツク海側は平年並み、太平洋側では平年並みか多いでしょう。冬型の気圧配置が強まりやすく、日本海側の降雪量は多くなる見込みです。12月は大雪や寒さ対策が重要になりそうです。

●1週目(12月7日~12月13日) 大雪による交通障害に注意

今日5日、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。

1週目は、冬型の気圧配置が強まりやすいため、日本海側では平年に比べて曇りや雪の日が多くなるでしょう。オホーツク海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多い見込みです。太平洋側では、平年に比べて晴れの日が多いでしょう。

冬型の気圧配置の強まりに伴って、上空には寒気が流れ込みやすくなる見込みです。寒気の影響で全道的に平均気温が平年より低めに経過し、朝晩の冷え込みも、日中の寒さも強くなりそうです。

7日頃にかけては雪や風が強まって荒れた天気となる恐れがあります。また、今日、札幌管区気象台からは大雪に関する早期天候情報が発表されており、11日頃からの約5日間、この時期としては降雪量がかなり多くなる可能性があります。寒さ対策とともに、大雪に対する備えもあるとよさそうです。

●2週目(12月14日~12月20日) 雪の降りやすい状況や寒さが続く

2週目も、1週目と同様に冬型の気圧配置が強まりやすいでしょう。日本海側やオホーツク海側では平年に比べて曇りや雪の日が多い見込みです。一方、太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

冬型の気圧配置となる日が多く、上空の寒気の強い状況も続くため、降った雪はなかなか解けず、その上で次々と雪が降ってくるという条件になりそうです。除雪が追い付かない地域も出てくる可能性があるため、万が一のために長期で保存できるような食料を買いためておくとよいかもしれません。

また、雪の降らない地域でも、連日真冬日となるような寒さとなりやすくなります。ヒートショックなど風呂場での事故や、感染症などで体調を崩しやすくなるため、十分に注意して下さい。

●3~4週目(12月21日~1月3日) 年末年始は水道凍結に注意

3~4週目は、北海道付近では低気圧や寒気の影響を受けやすい予想となっています。日本海側やオホーツク海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。気温は平年並みか低めとなる見込みです。

年末から年始にかけては、特に年末は帰省や旅行をする方が多いと思われますが、長期間家を空けていると水道が凍結しやすくなるため、外出の際は水道凍結にも注意が必要です。

また、イベントや人流の多い時期ですが、大雪などによって大規模な交通障害が発生し、予定が大きく狂う可能性があるため、最新の気象情報を確認するようにして下さい。

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