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日本海側は久しぶりに日差したっぷり 北海道・東北は今夜から落雷・突風など注意


2日、日本海側では青森・秋田・新潟で6日ぶりに5時間以上の日照を記録。ただ、北海道や東北では大気の状態が不安定となり、竜巻や雷雨に注意が必要です。夜から3日にかけて寒冷前線が通過し、特に日本海側では突風や落雷、ひょうが発生する恐れがあります。雷が近づいた場合は、窓から離れ家電製品のコンセントを抜くなどの対策が推奨されます。

2日(月)は、日本海側でも広く晴れて、青森・秋田・新潟では、6日ぶりに日照時間が5時間を超えました。ただ、穏やかな晴天は続きません。北海道や東北の日本海側では、2日(月)夜から3日(火)朝にかけて、大気の状態が非常に不安定になるため、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に、ご注意下さい。

●日本海側でも 日差しがたっぷり

2日(月)は、本州付近は移動性の高気圧に覆われたため、北から南まで、青空が広がりました。

特に、注目すべきは、太平洋側だけでなく、日本海側でも良く晴れたこと。曇りや雨、雪が続いた日本海側でも、長い時間、日差しが降り注ぎました。

14時現在、日照時間は、青森・秋田・新潟では、すでに5時間を超えました。いずれも5時間を超えたのは、6日ぶりです。青森・新潟では、1日(日)まで、日照時間2時間未満の日が続いていたので、久しぶりにたっぷりの日差しを実感できたと思います。

●北海道・東北の日本海側 今夜から 大気の状態が非常に不安定

ただ、穏やかな晴れの天気は、長くは続きません。

西から前線を伴った低気圧が近づくでしょう。この寒冷前線が、3日(火)にかけて、北海道や東北を通過する見込みです。

そのため、北海道や東北の日本海側では、2日(月)夜から3日(火)にかけて、大気の状態が非常に不安定になりそうです。積乱雲が発達し、雷の発生する所があるでしょう。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に、ご注意ください。

●雷が近づいたら 家の中でやるべきこと

雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。

1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。

2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。

雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。

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