23日(土)から24日(日)にかけて寒気が流れ込み、北陸や東北から北海道の日本海側を中心に雪が降るでしょう。沿岸部を中心に風も強く吹き、冬の嵐に。24日(日)は寒気の底。全国的に寒さが厳しくなりそうです。日差しが届く、関東から九州にかけても、日中は震える寒さになるため、服装選びや体調管理にも注意を。
●23日(土)は 北陸から北の日本海側で冬の嵐 平地でも雪の恐れ
23日(土)は、冬型の気圧配置となり、北陸や東北から北海道の日本海側を中心に雪が降るでしょう。沿岸部を中心に冷たい風が吹き付け、荒れた天気になりそうです。山沿いだけでなく、平地でも積雪する恐れがあります。雪道を運転される際は、急な車線変更をしたり、急ブレーキはかけないように心がけて下さい。
晴れ間がでる北海道から東北の太平洋側や、関東の山沿いにも、雪雲が流れ込む所があります。車で峠越えなどをされる方は、路面状況の変化に注意が必要です。
●24日(日)から26日(火)にかけても厳しい寒さが続く 万全な防寒対策を
24日(日)は、北陸から北の日本海側の雪は次第にやんできますが、北海道や東北、北陸では厳しい寒さが続くでしょう。関東から九州にかけても、冷たい空気に覆われます。日差しは届くものの、日中は気温の上がり方は鈍く、冬本番のような寒さになりそうです。昼間のお出かけの際も、ダウンジャケットや厚手のコートなどで、防寒対策は万全になさって下さい。
また、25日(月)から26日(火)にかけて、東京など、関東周辺でも強い寒気が居座るでしょう。急激な気温の変化により、体にダメージを受けることがあります。室内でも暖かい部屋から寒い部屋への移動する際は、ヒートショックを引き起こす要因となりますので、十分にご注意下さい。
●ヒートショック予防 家の中で寒い場所は?
ヒートショックを防ぐためには、普段から、家の中で寒い所を知っておき、対策を心がけることが重要です。家によって間取りや構造に違いはありますが、家の中で寒い場所は、脱衣所・洗面所と感じている方が一番多いという調査結果があります。また、浴室は家の北側にあることが多く、日当たりが悪いことから、冬の時期は、浴室につながる脱衣所や洗面所も一段と寒く感じられるのです。
普段、過ごしている部屋が暖かくても、寒い脱衣所・洗面所に移動した場合は、特に注意が必要です。脱衣所・洗面所で寒さを感じると血圧が上昇し、その後、温かいお湯に入ると血圧が低下するなど、血圧の急激な変動をもたらし、ヒートショックを引き起こすおそれがあります。
そこで、ヒートショックを防ぐために、入浴前には、小型の暖房器具などを使って、脱衣所・洗面所を、暖かくしておきましょう。できるだけ、脱衣所・洗面所とお風呂場との温度変化がないようにするのがポイントです。
また、トイレも、5割以上の方が家の中で寒いと感じ、ヒートショックが起こりやすい場所です。トイレにも小型の暖房機を置いたり、暖房便座を設置したりして、なるべく暖かくしてください。