今日17日(日)の昼間は季節外れの暖かさとなりましたが、夕方からは各地で気温が急激に下がりそうです。明日18日(月)は冷たい季節風が吹き付け、今日よりグッと寒くなるでしょう。19日(火)にかけて全国的に12月並みの寒さとなり、暖房器具や冬のコートが必要です。気温の変化が大きくなりますので、体調管理にお気をつけください。
●今日17日 季節外れの高温に
今日17日(日)は、寒冷前線が北海道から九州を通過しています。
前線に向かって南から暖かい空気が流れ込み、昼頃にかけては太平洋側を中心に季節外れの陽気となりました。東北南部から九州は20℃を超えた所が多く、午後3時までの最高気温は福島県浪江町で25.5℃、静岡市や高知市で25.8℃など、夏日となった所も。
仙台は23.9℃と11月としては記録的な高温(11月4位)となり、東京都心は23.8℃、名古屋24.4℃、大阪23.7℃と、昼間は上着を羽織っていると汗ばむくらいでした。
●週明けは一気に寒くなる 19日にかけて真冬並みの寒気
寒冷前線が通過したあとは冬型の気圧配置となり、北日本を中心に真冬並みの強い寒気が流れ込むでしょう。
すでに前線が通過した日本海側では、ひと足先に気温が低下しはじめています。札幌は午前9時頃に15.7℃まで上がりましたが、午後1時頃には10℃を下回りました。午後3時現在は8.3℃まで下がっています。
明日18日(月)は日本海側だけでなく、太平洋側も含めた各地で一気に寒くなるでしょう。最高気温は今日より5℃~15℃くらい低くなるうえに、一番上のグラフ画像にあるように、日中も気温が横ばいか、下がり続ける可能性があります。
また、全国的に冷たい季節風が吹き付け、体感温度はさらに下がるでしょう。関東から九州の市街地でも暖房や冬のコート、マフラーや手袋が欲しくなるくらいです。
さらに19日(火)は寒さの底となる所が多く、晴れても厳しい寒さでしょう。気温の変化が大きくなりますので、体調を崩さないよう、お気をつけください。