今日14日は九州から北海道にかけて広く晴れて、11月としては気温が高めの所が多くなっています。九州では鹿児島県など最高気温が25℃以上の夏日になっている所があります。一方で、雲に覆われている東海や関東など気温の上がり方はにぶく、ヒンヤリと感じられます。
●今日14日 11月としては気温が高めの所が多い 関東や東海はヒンヤリ
今日14日(木)、日本付近は高気圧に覆われ、九州から北海道にかけて、多くの所で晴れています。
ただ、湿った空気が流れ込んでいる東海や関東では朝から雲が多く、日差しが少ない分、気温の上がり方は鈍くなっています。
正午までの最高気温は、九州から近畿にかけては20℃から23℃くらいの所が多く、鹿児島県枕崎市では26.1℃まで上がるなど九州では11月半ばとは思えない暑さになっています。
北海道は昨日13日(水)の最高気温よりもすでに高くなっている所が多く、札幌市は9.7℃まで上がりました。
雲に覆われている東海や関東では気温の上がり方はにぶく、昼間でも空気がヒンヤリと感じられます。
正午までの最高気温は、名古屋市で17.6℃、東京都心で18.2℃と20℃を下回っています。
●週明けは師走の寒さ 都心も12月並み
全国的に週末にかけて曇りや雨となりますが、11月としては気温の高い状態が続くでしょう。
明日15日(金)は関東や東海は午前を中心に雨、九州から近畿は昼前後に雨が降る見込みです。
16日(土)は太平洋側で雨の所があり、17日(日)は寒冷前線が通過して、日本海側から雨や風が強まり荒れた天気になりそうです。
広い範囲で雨が降ったあと、週明けは一気に冷たい空気に入れ替わります。
18日(月)は、北海道や東北北部は雪で、最高気温は5℃に届かず、札幌は3℃の予想です。
東北や北陸も10℃を少し超える程度で、厚手のコートやマフラーが一日中手放せなくなるでしょう。
関東や東海、近畿も週明けから急に冬の空気に入れ替わり、東京の最高気温は19日(火)は13℃、20日(水)は12℃の予想で年の瀬の寒さです。
今年は11月でも薄着で過ごせる日が多くなりましたが、週明けは昼間でも暖かいコートが欠かせない寒さに変わります。週末のうちに、暖かいニットやコート、マフラーなど防寒グッズを準備しておきましょう。