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明日9日朝も強い冷え込み 北海道など積雪のある所を中心に路面凍結注意


8日 (金)、北海道の平野部や東北、北陸、関東北部で初冠雪が観測されました。寒気の影響で、青森の酸ケ湯で27cm、札幌で5cmの積雪が記録されています。関東北部や北陸の山でも初冠雪が見られ、記録的な暖かさの影響で平年や昨年よりも遅い初雪となっています。9日(土)の朝にかけ、低温が続くため路面凍結の恐れがあるため、運転に注意が必要です。地域によっては冬用タイヤの早めの交換が推奨されており、特に西日本の雪が多い地域は11月後半までに交換を済ませるべきです。

今日8日(金)は、北海道の平野部をはじめ、東北、北陸、関東北部の標高の高い所で積雪となっています。初冠雪が観測された山もありました。北日本を中心に、9日(土)の朝は路面凍結のおそれがあるため注意が必要です。

●北海道は平野部でも積雪 東北~北陸は山間部で積雪

上空にこの時季としては強い寒気が流れ込んだ影響で、北日本や北陸、関東北部では6日(水)から雪が降り、積雪となっている所があります。今日8日(金)午後2時現在、青森県酸ケ湯で27cmの雪が積もっているほか、札幌でも5cmの積雪となっています。その他、東北や北陸、関東北部の標高の高い所でも雪が積もっているとみられます。今日8日から明日9日(土)朝にかけても気温の低い状態が続くため、雪は解けにくいでしょう。

●関東北部や北陸などの山で初冠雪

今日8日(金)は、関東北部や北陸などの山で初冠雪が観測されました。

前橋地方気象台から仙ノ倉山の初冠雪を観測、平年よりも10日遅く、昨年より17日遅い初冠雪です。富山地方気象台から観測された立山は平年より27日遅く昨年より31日遅い、金沢地方気象台から観測された白山は平年より18日遅く昨年より31日も遅い初冠雪となりました。今年秋の記録的な暖かさが影響しているとみられます。

仙台管区気象台から観測された泉ケ岳は平年より5日早く昨年より5日早い、秋田地方気象台から観測された太平山は平年より1日遅く昨年より3日早い初冠雪です。

●明日9日朝にかけ路面凍結注意

本州では次第に寒気が抜けていきますが、北海道では強い寒気が明日9日(土)の朝まで居残る見込みです。北日本や東日本の山間部を中心に今日8日(金)の夜も気温の低い状態が続き、明日9日の朝は強い冷え込みとなるでしょう。雪の積もっている所では路面凍結のおそれがあります。車の運転はくれぐれも慎重にお願いします。10日(日)以降は気温が上昇して、寒さは解消するでしょう。

●東~西日本の冬用タイヤ交換のタイミングは?

まだ雪の積もっていない地域でも東日本や北日本では早めの冬用タイヤへの交換を行ってください。西日本で冬用タイヤが必要な地域を運転する方は11月後半までの交換が必要です。12月になると、たびたび強い寒気が流れ込む見込みです。路面が積雪や凍結してから慌てないよう、早めの対策をお願いします。

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