北海道付近を前線を伴う低気圧が通過し、明日(4日)は広く雨となるでしょう。その後は上空に11月下旬並みの寒気が流れ込み、8日(金)ごろにかけて寒さが続く見込みです。道北を中心に平地でも積雪となる所もありそうですので、車の運転や歩行の際には路面状況の変化に注意してください。
●明日(4日)は広く雨で雷を伴うことも 天気の急変に注意を
明日(4日)は前線を伴う低気圧が日本海から近づき、北海道付近を通過する見込みです。この影響で明日の道内は広く雨となり、午前を中心に雨の降り方の強まる所があるでしょう。大気の状態が不安定となるため、道北や道央、道南方面では雷を伴うこともありそうです。急な強い雨など天気の急変に注意が必要です。
低気圧による雨は明日夜までに概ねやむ見込みですが、低気圧の後面で西よりの風のやや強い状態は続きそうです。強い風に注意して下さい。
●5日(火)からは上空に寒気が居座る 寒さが続き 平地でも積雪に
低気圧の通過後、5日(火)からは上空約1,500m付近に11月中旬から下旬並みの寒気が居座る見込みです。特に、6日(水)には上空に強い寒気を伴う気圧の谷が北海道付近を通過する見込みで、翌7日(木)にかけて寒さが強まるでしょう。道内各地で平年を下回る気温となり、最高気温が一けたにとどまる所が多くなりそうです。体調の管理に注意して下さい。
また、この寒気の影響は8日(金)にかけて残る見込みです。気圧の谷が通過する6日(水)から7日(木)を中心に日本海側やオホーツク海側などで雪が降り、標高の高い峠はもとより、道北を中心に平地でも積雪状態となる可能性があります。
今年初めての本格的な積雪となる所もありそうです。冬に慣れた道民の方でも車の運転や歩行には最新の注意を払いたいですね。