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北海道 19日は大雨の後に気温急降下で雪の恐れ 峠は積雪状態で冬タイヤの出番に


北海道では19日昼頃まで、寒冷前線の影響で全道的に雨が降り、一部で激しい降り方が予想されます。特に道央や道南では雷を伴う大雨が見込まれ、低地の浸水や土砂災害に注意が必要です。19日中、気温は変動し、朝は15℃前後と温暖ですが、午後からは寒気の影響で急激に下がり、夕方には一桁の気温になる見込みです。この日は北風も強まり、防寒対策が重要です。また、19日夜から20日にかけて道北を中心に平地でも雪が降る可能性があり、峠では積雪が予想されます。車での移動には冬タイヤが求められ、慎重な運転が推奨されます。

北海道では明日19日の昼頃にかけて通過する寒冷前線の影響で、全道的に雨が降り、激しい降り方となる所もあるでしょう。前線の通過後は上空に平地でも雪を降らせる可能性があるほどの強い寒気が流れ込み、一気に気温が下がる見込みです。道北を中心に平地でも雪が降る所があり、標高の高い峠では路面にもしっかりと雪が積もる恐れがあります。峠越えをする際は冬タイヤが必要です。

●19日午前は局地的な大雨の恐れ

道内では寒冷前線の接近、通過に伴い、今日18日夜から次第に雨が降り出す見込みです。雨のピークは明日19日午前で、道央や道南を中心に雷を伴って1時間30~40mmの激しい雨となる恐れがあります。山沿いや山間部では24時間で最大120mmの雨が予想されており、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水などに十分な注意が必要です。
もし1日100mm以上の雨が観測されると、道内としては8月31日以来1カ月半ぶり、10月後半としては2021年以来3年ぶりの大雨となります。

●朝は15℃前後も 夕方には気温一桁に

19日は雨の前後で気温に大きな変化がありそうです。
前線が通過する前は、南からの暖かい空気が流れ込み、気温がこの時期としてはかなり高くなります。朝は15℃前後と、全般に9月中旬並みの気温になるでしょう。
しかし、前線が通過し、雨がやむ頃には上空に寒気が入り始め、夜にかけてどんどん気温が下がる見込みです。夕方から夜は広く一桁の気温となり、11月上旬並みの所が多くなるでしょう。午後は次第に北よりの風が強まることもあり、体感的な寒さはさらに強まる見込みです。
外出の際は雨具の用意だけではなく、午後の気温の急降下と強風に備え、マフラーや手袋などの防寒グッズも準備しておくとよさそうです。

●20日にかけて平地でも雪の恐れが 峠では積雪状態に

19日夜から20日朝をピークに上空の寒気が強まり、上空1500m付近には、平地で雪が降る目安と言われるマイナス6℃以下の寒気が流れ込みます。この寒気の影響で、道北を中心に平地でも雪の降る所がありそうです。
また、20日にかけて峠では5~10cm程度の雪が降り、路面が積雪や凍結状態となる恐れがあります。雪が積もる可能性が高い峠は、石北峠や三国峠、浮島峠、日勝峠、狩勝峠、北見峠、知床峠、中山峠、塩狩峠などです。
車で峠を越える予定のある方は、冬タイヤが必要になります。また、冬タイヤに変えていたとしても、今シーズン初めての冬道運転になるため、予定には時間にゆとりを持ち、慎重な運転を心がけましょう。

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