今日18日は、九州から東海は太平洋側を中心にあちらこちらで雨や雷雨になるでしょう。関東も昼頃から雨や雷雨で、道路が冠水するほどの激しい雨が降る所もありそうです。東北や北海道も夜は所々で雨が降りだしそうです。
●大気の状態が不安定に
今日18日は、高気圧の中心が日本の東に移動するでしょう。高気圧の縁をまわる湿った空気が西日本や東日本に流れ込み、大気の状態が不安定になりそうです。また、夜には低気圧や前線が日本海に進んでくるでしょう。
●太平洋側を中心に雨や雷雨 局地的に激しい雨
九州から東海は太平洋側を中心に雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。紀伊半島では局地的に雷を伴って非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)が降りそうです。関東も雲に覆われ、昼頃から雨が降ったりやんだりするでしょう。沿岸部では局地的に雷を伴って激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)が降りそうです。
北陸も昼頃から雲が増えて、雨雲のかかる所があるでしょう。東北や北海道は日差しが届きますが、夜はあちらこちらで雨や雷雨になりそうです。
●最高気温 全国的に平年より高い状態が続く
最高気温は、沖縄や九州は所々で真夏日(最高気温30℃以上)となるでしょう。季節外れの厳しい暑さとなりますので、油断せずに暑さ対策をなさってください。中国、四国、近畿、東海、北陸は28℃前後まで上がり、平年を上回るでしょう。10月とは思えない暑さが続きそうです。こまめな水分補給を心がけてください。
関東は昨日17日より低く、23℃くらいでしょう。東京都心は1週間ぶりに夏日から解放されそうです。東北は22℃前後の所が多いでしょう。北海道は20℃くらいで、9月下旬並みとなりそうです。
●激しい雨とは
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。