19日(土)は、前線の影響で広く雨が降るでしょう。雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。この雨を境に上空には強い寒気が流れ込み、東北地方でも標高の高い山では雪の降る可能性があります。20日(日)と21日(月)は広く晴れますが、朝は霜がおりるほどの冷え込みの所がありそうです。農作物の管理に注意してください。
●【前半】19日(土)は荒天の恐れ 午後は気温が急降下
明日17日(木)は、移動性高気圧に覆われるでしょう。東北北部はさわやかな秋晴れで、絶好の洗濯日和・紅葉狩り日和になりそうです。東北南部も天気が回復し、各地で晴れ間が期待できるでしょう。東北北部ほどよく晴れて、今年2024年最大の満月「スーパームーン」を愛でることができそうです。
18日(金)は高気圧の中心が日本の東へ移動し、湿った空気が流れ込みやすくなりそうです。各地で雲が多くなり、東北南部では雨の降る所があるでしょう。
19日(土)は低気圧がオホーツク海に進んで発達し、寒冷前線が東北地方を通過する予想です。前線が通過するタイミングで雨が降り、局地的に雷を伴い雨脚の強まる恐れがあります。海上を中心に風も強まり、荒れた天気となるでしょう。交通機関に影響が出る可能性があるため、予報をこまめに確認してください。
前線通過前は南から暖かい流れ込むため、東北南部では汗ばむ暑さでしょう。前線通過後は北よりの風に変わり、上空に強い寒気が流れ込む予想です。午後は気温が急降下しますので、服装での調節が欠かせません。また、標高の高い山では雪の降る可能性があります。峠道を車やバイクで走る予定の方は、路面状況に十分注意してください。
20日(日)から21日(月)は天気が回復し、広い範囲で晴れるでしょう。両日ともに最低気温は10℃を下回る所が多く、21日(月)は5℃を下回る所もありそうです。朝は霜のおりる恐れがあるため、農作物の管理に注意が必要です。20日(日)は日中も晩秋の肌寒さで、お出かけの際は上着が手放せなくなりそうです。
●【後半】26日(土)は雨が降りやすい
東北北部は秋晴れの日が多くなりますが、26日(土)は雨の降る所があるでしょう。一方、東北南部は東北北部と比べ、曇りや雨の日が多くなりそうです。25日(金)から27日(日)にかけては、太平洋側ほど雨が降りやすいでしょう。
この期間の最高気温は20℃前後の所が多く、晴れる所では過ごしやすく感じられそうです。ただ、朝晩は放射冷却で冷え込み、東北北部では10℃を下回る所があるでしょう。一日の寒暖差が大きく、服装での調節が必要になりそうです。