台風18号は、3日(木)から4日(金)頃に沖縄地方に接近。本州付近も低気圧や前線の影響で、雨脚の強まる日がありそう。気温は平年より高く、来週初めにかけては九州から関東で真夏日の所も。寒暖差が大きい時期。服装でうまく調節を。
●2日(水)～8日(火) 台風18号が沖縄に接近 日中は暑さが続く
明日2日(水)は、前線が北日本や東日本を通過するため、日本海側から雨の範囲が広がるでしょう。前線通過のタイミングで、雨や風が強まる所がありそうです。日中は晴れる関東も、夜は所々で雨が降るでしょう。
3日(木)から4日(金)頃は、台風18号が暴風域を伴って沖縄県の先島諸島に接近するおそれがあります。台風18号は、今日1日(火)午前9時に大型で猛烈な台風になりました。2日(水)以降は勢力を落とすものの、沖縄地方は暴風やうねりを伴った高波に警戒が必要です。予報円が大きく進路が定まっていませんが、警報級の大雨となる可能性もあります。また、台風から離れている西日本でも暖かく湿った空気が流れ込むため、太平洋側を中心に発達した雨雲がかかるでしょう。
5日(土)は、沖縄では天気が回復し、しばらく晴れる見込みです。一方、九州から北海道は、曇りや雨の日が多くなるでしょう。晴れ間の出る日も、にわか雨にご注意ください。
気温は、平年より高い日が多いでしょう。朝晩は涼しく感じられ、6日(日)の朝は北海道でグッと冷えそうです。ただ、日中は夏のような暑さが続く所もあり、九州から東海の最高気温は連日のように30℃前後まで上がるでしょう。東京都心も明日2日(水)は30℃を超えて、体にこたえる暑さになりそうです。熱中症対策を心がけてください。
●9日(水)～14日(月) 3連休は晴れ間も 寒暖差が大きい
9日(水)から14日(月)スポーツの日にかけては、沖縄や九州から近畿、北海道は晴れる日が多くなりそうです。一方、前線や湿った空気の影響で、東海や関東、北陸、東北は雲が広がりやすいでしょう。同じような場所で雨が続く可能性もあります。3連休は、13日(日)を中心に晴れ間が出るでしょう。
最低気温、最高気温ともに平年より高い日がほとんど。日中は九州から東海では25℃を超えて、半袖で過ごせる所が多くなりそうです。季節の進みはゆっくりですが、朝晩はこれまでよりもヒンヤリするでしょう。札幌は10日(木)の最低気温が9℃と、暖房が欲しいくらいに。東京都心は20℃を下回る日が多く、秋物アウターが活躍しそうです。気温の変化が大きい時期、服装でうまく調節してください。
