北海道地方のこの先一週間は、10月1日(火)にかけては高気圧の圏内で割合晴れますが、2日(水)以降は気圧の谷の影響で天気が崩れそうです。台風の動向によっては、道内における週後半の天気が今後、大きく変わる可能性があります。最新の気象情報に注意して下さい。
●前半(~1日(火)) 広く晴れて気温は高め 季節の歩みは鈍足に
今日(28日)の北海道付近は、北から張り出す高気圧に覆われて晴れている所が多く、道央や道南方面を中心に外出日和となっています。一方、北よりの湿った気流が海上から入りやすいオホーツク海側は雲に覆われ、時折弱い雨が降っています。
明日(29日)から明後日(30日)そして10月1日(火)にかけては東海上に中心を移す高気圧の圏内となり、道内では日本海側を中心に晴れる所が多くなる見込みです。気温は全般に高めで、日中の最高気温が25℃以上の夏日となる日もありそうです。朝晩に極端に冷え込む日はなさそうですが、それでも朝と日中の気温差が10℃以上となる日はあるでしょう。体調管理に注意して下さい。
●後半(2日(水)~5日(土)) 気圧の谷の影響を受けやすい 台風や低気圧の動向に注意を
2日(水)以降の道内は気圧の谷の影響を受けやすく、雨の降る日が多くなりそうです。特に、台風第17号が太平洋を北上する2日(水)~3日(木)は、現在のところ大きな天気の崩れは予想されていませんが、太平洋側沿岸ではうねりを伴う高波が押し寄せる恐れがあり、また台風の進路や発達の程度によっては天気予報が今後、大きく変わる可能性があります。
また、4日(金)~5日(土)にかけては今日発生した台風第18号の影響を受ける恐れがあります。北海道に接近した際には温帯低気圧に変質している可能性がありますが、日本海側を中心に風雨の強まる恐れがあります。最新の気象情報に注意して下さい。