フィリピンの東海上にある熱帯低気圧とマリアナ諸島付近にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する見込みです。先に台風になった方から「台風17号」、続いて「台風18号」になる見込みで、今後の動向によっては、来週の天気に大きく影響するおそれがあります。
●マリアナ諸島付近の熱帯低気圧は日本の東を北上
マリアナ諸島付近にある熱帯低気圧bは、明日28日の朝までには台風に変わり、発達しながら北よりに進む見込みです。29日(日)に小笠原近海を通り、1日(火)から2日(水)にかけて、日本の東の海上を北上するでしょう。本州も、台風周辺の湿った空気の影響を受ける可能性があるため、今後の情報にご注意ください。
●フィリピンの東海上の熱帯低気圧は沖縄付近へ 西日本の広い範囲に影響も
フィリピンの東海上にある熱帯低気圧aは、明日28日の朝までに台風に変わり、30日(月)まで同じような場所にとどまったあと、1日(火)から2日(水)にかけて沖縄の南を北上する見込みです。海面水温の高い海域を進むため発達して、2日には強い勢力となり、暴風域を伴うでしょう。また、台風が近づく前から、周辺の湿った空気の影響で、西日本の広い範囲で雨の降る可能性があります。東シナ海を急発達しながら北上して九州に近づくおそれもあるため、今後の情報にご注意ください。