マリアナ諸島付近にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する見込みです。台風に発達すると「台風17号」となる見込みで、今月7個目の台風となります。今後の動向に十分な注意が必要です。
●新たな台風発生予想 動向に注意
気象庁は今日26日午後3時、マリアナ諸島にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風になるとみられると発表しました。
台風に発達すると「台風17号」となる見込みです。今月に入って7個目の台風となり、9月の台風発生数の平年値(5.0個)をさらに上回ります。
マリアナ諸島で台風に発達したあと北西へ進み、28日には小笠原近海を進む可能性があります。台風としてあまり発達することはなく、29日には熱帯低気圧に変わる見込みです。熱帯低気圧に変わっても、停滞する秋雨前線を活発化させ、大雨をもたらす恐れがあります。今後の動向にご注意ください。
●まだ台風シーズン続く
台風の統計をみると、9月の台風発生数は平年5.0個で、8月に次ぐ多さになっています。接近数は8月と並ぶ平年3.3個、上陸数は年間で最も多い平年1.0個です。
日本近海の海面水温は平年に比べて高く、台風が発達しやすい状況となっています。
台風シーズンは9月だけでなく、10月も前半を中心に続きます。台風が発生している際には、どういった影響があるのか情報をこまめにご確認ください。