今日25日、朝は涼しかった所も日差しとともに気温が上がり、西日本では最高気温が30℃以上の真夏日も。一方、雲がとれにくい関東は南部を中心に気温が上がりにくく、都心の最高気温は23.7℃と6月28日以来、約3か月ぶりに25℃を下回りました。ただ、明日26日は関東も残暑戻る。
●日中は気温上昇 寒暖差大 関東は一気に秋らしく
今日25日、朝は東北から関東、東海にかけての広い範囲で今シーズン一番気温の下がった所が多くなりました。
最低気温が全国で最も低かったのは、岩手県盛岡市薮川で0.7℃と暖房が欠かせない寒さとなりました。関東でも内陸部を中心に気温が下がり、埼玉県秩父市では14.9℃、東京都心も17.9℃まで下がりました。
朝は涼しかった所も日差しとともに気温が上昇し、午後2時30分までの最高気温は大阪市で30.4℃や鳥取市で30.5℃まで上がるなど西日本の所々で30℃以上の真夏日となりました。
一方、日中も雲がとれにくかった関東は南部を中心に気温が上がらないままで、東京都心の最高気温は23.7℃と6月28日以来、約3か月ぶりに25度を下回りました。※6月28日は23.8℃でした。
一日の気温差は20℃近くになった所もあります。服装は上手に調節をして、体調を崩さないようにご注意ください。
●10月に入っても厳しい残暑が長続き
この先の気温の様子を見ると、今日25日は急に秋らしくなった関東も涼しさは一時的で、暑さがぶり返すでしょう。
明日26日の最高気温は、東海以西は33℃前後で、その先も連日30℃以上の所が多く、厳しい残暑が続く見込みです。また、関東や北陸は28℃前後の日が多く、30℃に迫る日もありそうです。東北は25℃以上の日が多く、28℃くらいまで上がる日もあり、北海道は23℃前後でしょう。
関東から九州にかけてを中心に、日中は汗ばむ陽気が続きそうです。来週は10月が始まりますが、まだ日中は半袖がちょうど良い日が多いでしょう。屋外の活動は朝晩の涼しさに油断せず、暑さ対策を行ってください。