今日12日も関東から九州を中心に気温が上がり、猛烈な残暑に。午後2時30分の時点で35℃以上の猛暑日になった所が110地点以上あり、2日連続で100地点超え。東京都心では35℃に迫り、前橋市で猛暑日最晩タイ記録。真夏並みの暖気の流入が続き、異例の残暑が留まらず。
●猛暑日2日連続で100地点超 前橋で猛暑日最晩タイ
今日12日も関東から九州を中心に気温が上がり、9月とは思えない猛烈な残暑が続きました。
午後2時30分までに最高気温が35℃以上の猛暑日になった所が110地点以上あり、2日連続で100地点を超えました。※昨日は152地点。
全国で最も気温が上がったのは、京都府南丹市園部で37.8℃。大分県日田市で37.4℃、大阪府枚方市で37.0℃など西日本を中心に、体温を上回る危険な暑さになった所もありました。
福岡県太宰府市では35.8℃まで上がり、今年54回目の猛暑日に。日本の年間猛暑日最多記録をさらに更新しました。
前橋市では35.5℃まで上がり、過去の猛暑日最晩記録に並びました。※1990年と1999年の9月12日に猛暑日を観測。
東京都心は34.5℃まで上がり、猛暑日に迫る暑さとなりました。
●来週も過酷な残暑が続く 真夏と同様の熱中症対策を
関東から九州を中心に、厳しすぎる残暑が明日13日以降も続くでしょう。上空1500メートル付近の暖気の予想図を見ると、西・東日本を中心に18℃以上の真夏並みの暖気の流入が続き、15日には東北まで流れ込む見込みです。このため、晴れれば短時間で気温が上昇し、9月とは思えない暑さが続く見込みです。
西日本では来週になっても連日猛暑日という所もあり、暑さの記録を更新しそうです。真夏同様の暑さ対策を続けて、熱中症に十分警戒を続けてください。