今日11日は、北海道は寒冷前線の通過で局地的に強い雨。また、沖縄の西に熱帯低気圧があり、沖縄や奄美、西日本の太平洋側には暖かく湿った空気が流れ込んで、所々でどしゃ降りの雨。午後は西日本だけでなく、東日本も大気不安定に。台風13号が週末にかけて発達しながら北上。
●北に寒冷前線の雲 南には熱帯低気圧周辺の雲
今日11日は、北海道を寒冷前線が南下中で、北海道では所々で雨が降り、局地的に強まっています。前線の南下に伴って、北海道は次第に雨がやんで、天気は回復に向かうでしょう。一方、東北は午後から雨雲がかかりやすくなり、局地的に激しい雨が降ったり、雷雨になる所がありそうです。突然の大雨や落雷、突風などにご注意ください。
また、沖縄の西には熱帯低気圧があり、沖縄や奄美、西日本の太平洋側には暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
沖縄県読谷村では午前11時20分までの1時間に20.5ミリのどしゃ降りの雨が降りました。午後も局地的な激しい雨や雷雨に注意が必要です。
●午後は広い範囲で発雷確率が高め 関東も激しい雨の所
本州付近は広い範囲で晴れていますが、午後は暖かく湿った空気の流れ込みや気温の上昇に伴って、西日本だけでなく、東日本でも大気の状態が不安定になるでしょう。
午後6時の発雷確率は東海や関東甲信の内陸部で50%以上の所があり、高めとなっています。空が急に暗くなってきたり、雷の鳴る音がしたら、突然の激しい雨や落雷、竜巻など天気の急変にご注意ください。短時間の外出でも雨具があると安心です。
●台風13号 3連休に「強い」勢力で沖縄直撃か
昨夜発生した台風13号は、午前9時、マリアナ諸島を時速20キロで西北西へ進んでいます。
次第に勢力を強めながら、今週末にかけて日本の南を北上する見込みです。14日土曜には「強い」勢力となり、15日日曜にかけて、沖縄付近を北西へ進む見込みです。3連休初めに沖縄を直撃する恐れがあります。
まだ、進路や勢力などは定まっていませんが、14⽇土曜から15⽇日曜にかけては沖縄・奄美を中⼼に、⼤荒れや⼤しけ、警報級の⼤⾬となる恐れがあります。3連休に沖縄方面へお出かけの予定のある方は、今後の情報に注意し、早めの備えを行ってください。
東シナ海にある熱帯低気圧は台風に変わる予想ではなくなりましたが、日本の南は続々と台風や熱帯低気圧の発生しやすい状況が続いています。今後も新たな熱帯低気圧や台風の発生にもご注意ください。