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衰えぬ猛暑 明日4日も危険な暑さ 40℃に迫る所も 午後はゲリラ雷雨に注意


明日4日も危険な暑さとなりそうです。最高気温は九州から関東は35℃以上の所が多く、猛暑が続くでしょう。40℃に迫る暑さの所もありそうです。熱中症に厳重な警戒を。午後は大気の状態が非常に不安定になり、内陸部を中心に所々で雨や雷雨になるでしょう。非常に激しい雨の降ることもありそうです。

●明日4日も危険な暑さ

今日3日も酷暑が続き、高知県四万十市西土佐で39.8℃まで上がるなど40℃に迫る暑さとなった所がありました。広島県安芸太田町加計、熊本県人吉市など所々で観測史上1位の値を更新し、記録的な暑さとなりました。

明日4日も広く強い日差しが照り付けて、気温がグングン上昇するでしょう。最高気温は九州から関東は35℃以上の所が多く、危険な暑さとなりそうです。名古屋市は39℃と40℃に迫る暑さでしょう。沖縄や九州から北陸にかけて広く熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症に厳重な警戒が必要です。熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも赤色のエリアは暑さ指数が31以上と熱中症リスクが高いエリアです。油断せずに万全な暑さ対策をなさってください。

●ゲリラ雷雨に注意

明日4日は気温の上昇や湿った空気の影響で、西日本や東日本は大気の状態が非常に不安定になるでしょう。発雷確率も高くなっています。

九州から関東、北陸は強い日差しが照り付けますが、午後は内陸部を中心に所々に雨雲や雷雲が発達するでしょう。局地的に雷を伴って、非常に激しい雨が降りそうです。落雷や突風にも注意が必要です。屋外のレジャーなどは天気の急変にご注意ください。

東北も晴れ間はでますが、雷雨や激しい雨の所があるでしょう。北海道は日本海側では朝まで、太平洋側は昼頃から雨や雷雨の所が多くなりそうです。

●熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

●非常に激しい雨とは

非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

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