静岡県静岡市では、今日6月26日(水)も気温が35℃以上の猛暑日になり、これで3日連続の猛暑日となりました。静岡市で6月に3日連続の猛暑日を記録するのは、統計開始以来初めてのことです。
●静岡市で3日連続の猛暑日 6月としては初めて
6月26日(水)、静岡県静岡市では正午過ぎに35.2℃まで気温が上がり、3日連続の猛暑日となりました。
過去に、1991年の6月、2001年の6月に2日連続の猛暑日を記録した年はありましたが、6月に3日連続となるのは統計が始まった1940年以降で初めてのことです。6月としては異例の暑さが続いていますが、日中の厳しい暑さはいったん今日までとなりそうです。
静岡市では、けさにかけて気温が25℃を下回らず、今シーズン初めての熱帯夜となりました。昼間の暑さは落ち着いても、寝苦しい夜は続く見込みです。夜間の熱中症に警戒してください。
●夜間の熱中症対策
夜から朝にかけても、気温があまり下がらないと、室内で熱中症が発生するリスクが高まります。夜間の熱中症を防ぐポイントは、次の2つです。
① 寝る前に水分補給をしましょう。
熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。
② エアコンを上手に使いましょう。
熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。