今週の関西は、これまで以上に気温が上がり、特に14日(金)は内陸部を中心に猛暑日に迫る暑さの所もあるでしょう。熱中症に、厳重に警戒するようにしてください。
●今日の関西 日差し戻り前日より大幅に気温上昇
関西では、今日10日(月)は朝から日差しの出ている所が多く、今夜にかけても大体晴れるでしょう。
昼間の最高気温は、前日より6度前後高い所が多く、内陸部を中心に30度くらいまで上がる所もある見込みです。
暑さを感じたら、早めに風通しの良い日陰に移動するなど、無理をしないようにしてください。
●7日間熱中症情報 厳重警戒の日も
7日間熱中症情報は、関西各地で「警戒」または「厳重警戒」になる見込みです。
こまめな水分補給を心がけ、日中は屋外での激しい運動を控えるようにするなど、これまで以上に熱中症対策を心がけてください。
●あると便利! 熱中症グッズ
夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)