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北海道の1か月予報 各地で高めの気温 真夏並みの暑さとなる日も


向こう1か月の北海道は、気温は平年より高く、特に今週末は、平年を大幅に上回る所もあるでしょう。真夏並みの暑さとなる所もある見込みです。真夏に比べると湿度は低めでカラッとした暑さですが、体調管理に注意が必要です。

●1週目(6月8日~14日) 真夏並みの暑さの所も

この期間の道内は、気温は平年より高く、天気は数日の周期で変わるでしょう。特に8日土曜日頃は札幌や旭川、網走など、日本海側やオホーツク海側を中心に平年よりかなり高くなり、上川地方やオホーツク海側の内陸では30℃近い暑さとなる所もある見込みです。この週末は熱中症に注意が必要です。

●2週目(6月15日~21日) 7月を前に連日夏日に?

この期間の道内は、天気は数日の周期で変わるでしょう。気温は平年より高くなりそうです。この時期の札幌の最高気温は平年で22℃前後なので、例年と比べて25℃以上の夏日となりやすいでしょう。先月発表された3か月予報では、今年の夏は7月、8月も平年並みか高い気温と予想されており、年間を通した夏日の日数が記録的に多くなる所も出てくる可能性があります。

●3~4週目(6月22日~7月5日) ムシムシとした暑さの前に

この期間の道内は、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北で梅雨入りした後は、梅雨のない北海道でも、湿った空気や低気圧の影響などで、曇りや雨とぐずついた天気となり、まとまった雨となることもあります。気温は平年並みか高い予想で、ムシムシとした暑さの日も徐々に増えてくる時期です。真夏の本格的な暑さを前に、体を動かして軽く汗をかくなど、無理のない範囲で、体を暑さに慣れさせていきましょう。

●あると便利 熱中症対策グッズ

レジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

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