明日11日(木)の朝は冷えて、北日本だけでなく、東・西日本でも内陸部を中心に霜が降りるほど冷え込む所も。日中は日差しがたっぷりで、過ごしやすい陽気になりそうです。今週末以降は季節先取りの暖気が流れ込み、春本番どころか初夏の陽気になるでしょう。関東以西は所々で25℃以上の夏日になりそうです。
●明日11日の朝は霜が降りるほど冷える
明日11日(木)の朝は、高気圧に覆われて、放射冷却現象が強まり、冷え込むでしょう。東北から九州にかけて所々に「霜注意報」が発表されており、内陸部を中心に霜が降りるほど冷えそうです。さらに、秋田県や栃木県には気象台から「強い霜に関する気象情報」がでています。最低気温が氷点下となり、強い霜による凍霜害のおそれがあります。農作物の管理に十分注意してください。東京都心や名古屋市も10℃を下回りますので、都市部でもヒンヤリするでしょう。暖かくしてお過ごしください。
明日11日(木)の日中はたっぷりの日差しで、この時期らしい陽気になるでしょう。最高気温は関東から九州では20℃くらいまで上がり、日中は過ごしやすい陽気になりそうです。
●今週末以降は高温傾向に 春本番を通り越して初夏の陽気に 夏日続出
今週末からは季節先取りの暖気が流れ込み、さらに気温がアップします。
最高気温は平年より高くなるでしょう。札幌市でも20℃以上の日が増えて、16日(火)は22℃と6月中旬並みの予想です。東北や北陸でも20℃以上の日が増えて、仙台市では14日(日)は24℃と夏日一歩手前まで気温が上がるでしょう。関東から九州では初夏の陽気となり、東京都心では14日(日)から2日連続の夏日に。特に15日(月)は27℃と6月下旬並みとなりそうです。名古屋市は13日(土)から3日連続の夏日、福岡市も14日(日)から2日連続の夏日になるでしょう。まだ湿度は低くカラッとした陽気ですが、体を少し動かすと汗ばむくらいになりそうです。日中は半袖の出番となるでしょう。
長期予報によりますと、4月下旬も平均気温は平年より高い予想で、この先、季節の進みは早くなりそうです。
●春でも車内の熱中症に注意
外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。
2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)
春でも油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。