今日9日は、西高東低の気圧配置で、寒気が流れ込んでいます。日中もあまり気温は上がらず、北よりの風が冷たく感じられます。15時までの最高気温は名古屋市や大阪市などで10℃に届かず、真冬並みの寒さでした。
●真冬並みの寒さの所も
今日9日は、西高東低の気圧配置となり、寒気が流れ込んでいます。日本海側を中心に雪が降り、太平洋側にも冷たい北風が吹きつけています。
15時までの最高気温は、名古屋市は8.9℃と4日ぶりに10℃に届かず、真冬並みとなりました。福井市は5.9℃、大阪市は9.0℃、松江市は6.3℃と、こちらも日中は気温があまり上がらず、真冬のような寒さとなっています。長野市は2.6℃と日中も震えるような寒さとなりました。
東京都心は11.2℃と昨日よりは気温が上がったものの、北風が冷たく感じられました。
●明日10日の朝は冷え込む
明日10日の朝は冷え込むでしょう。
最低気温は、北海道の内陸部を中心にマイナス10℃以下となりそうです。東北から九州も内陸部を中心に所々で氷点下の冷え込みとなるでしょう。東京都心や名古屋市、大阪市は2℃と、今朝と同じくらいで平年を下回りそうです。広島は0℃、高知は1℃と真冬並みの冷え込みとなるでしょう。暖かくしてお過ごしください。
日本海側を中心に雪や雨が降っており、夜間は冷え込むため、路面が凍結する所があるでしょう。車の運転はご注意ください。
●路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。