今日12日(月)の花粉飛散量は、九州から東北で「少ない」予想。14日(水)以降は、九州や関東で飛散量増加。本格的な花粉シーズンへ。
●「少ない」でも対策を
今日12日(月)の花粉飛散量は、九州から東北で「少ない」予想です。東北もわずかながらに、スギ花粉が飛ぶでしょう。
最高気温は、九州から関東では広く10℃を超えて、3月並みの暖かさになる所もありそうです。また、太平洋側は乾燥注意報が発表されている所もあり、花粉が飛びやすい条件に当てはまります。症状が出る方は、マスクやメガネなど対策が必要でしょう。
●14日以降 飛散量が増える
明日13日(火)以降は、この時期としては気温の高い日が続く予想です。暖かさのピークは14日(水)から15日(木)頃で、花粉の飛ぶ量もこれまでより多くなるでしょう。
東京は、14日(水)に「やや多い」、15日(木)は「多い」となっていて、一気に花粉の飛散量が増えそうです。16日(金)以降は、福岡でも「やや多い」日が続き、本格的な花粉シーズンとなるでしょう。
●花粉のピーク予想
スギ花粉の飛散がピークを迎える時期は、福岡・高松・東京は2月下旬から、広島・大阪・名古屋・金沢・仙台は3月上旬からとなるでしょう。ピークの期間は10日から1か月ほど続く見込みです。
また、ヒノキ花粉のピークは、3月下旬から4月上旬の所が多いでしょう。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れない見込みです。
春一番が吹くような、風が強く急に暖かくなる日があると花粉の飛散量が一気に増えて、ピークの時期が早まることも考えられます。ピークを迎える前から、万全な花粉対策を心がけるとよいでしょう。