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関東甲信 週末「南岸低気圧」通過で山沿いは大雪 来週は気温のアップダウンが激しい


今週末は関東甲信の山沿いで警報級の大雪となる可能性があり、交通への影響に注意・警戒が必要です。来週前半は3月中旬並みの陽気となりますが、来週中ごろは再び寒気が流れ込み、真冬の寒さとなりそうです。気温差が大きいため、体調管理にお気をつけください。

●週末は山沿いで「警報級の大雪」か 関東南部は雨の予想

明日20日(土)は前線が本州の南にのび、低気圧が発生する見通しです。関東甲信は西から雪雲や雨雲がかかり、長野県では昼過ぎから、山梨県や神奈川県では夕方から雪や雨が降りそうです。夜は範囲が広がり、明後日21日(日)にかけて各地で雪や雨が降るでしょう。

雪となるのは関東北部や甲信が中心となりそうです。明後日21日(日)は平地では次第に雨に変わりますが、山沿いでは雪として降る時間が長く、大雪となる所がありそうです。関東北部の平地でも雪の積もる所がありそうです。冬用タイヤやチェーンなど対策が必要です。また、路面が凍結する可能性がありますので、交通への影響に注意・警戒してください。

一方、東京都心など南部の平野部では、雨に雪の交じることはありますが、強い寒気がそれほど流れ込まないため、降るのは雨が主体で、雪が積もることはない見込みです。ただ、冷たい雨で、21日(日)の日中は雨脚が強まります。また、風も強まる予想ですので、雨で濡れて風邪をひいてしまわないよう、大きめの傘をお持ちください。上着は水を弾く素材のものが良さそうです。

なお、これらは19日午後の時点の予想です。南岸低気圧による関東甲信の雪は、わずかな気温や湿度などにより予想が大きく変わる可能性があるため、最新の気象情報をご確認ください。

●来週中ごろにも寒気 山沿いは雪 気温のアップダウンが激しい

22日(月)は天気が回復し、日差しの出る所が多いでしょう。日中は関東南部を中心に15℃くらいまで気温が上がり、3月中旬並みの陽気となりそうです。

23日(火)も晴れて、3月並みの気温の所が多くなるでしょう。ただ、次第に冬型の気圧配置が強まるため、午後は気温が下がりそうです。

24日(水)と25日(木)は、日本付近には強い寒気が流れ込むため、関東北部の山沿いや長野県では雪が降りそうです。大雪となるおそれもあるため、最新の気象情報を確認するようにしてください。気温もグッと低くなり、朝は関東南部でも0℃近くまで冷え込みが強まるでしょう。また、日中も10度に届かない寒中らしい寒さとなりそうです。長野県では24日(水)の最高気温がマイナス2℃と、真冬日となる予想です。

26日(金)は各地で晴れて、昼間は厳しい寒さが少し和らぎそうです。

来週は日ごとの気温差が大きくなります。着るもので上手に調節して体調を崩さないよう気をつけてお過ごしください。

●雪道の運転 注意するポイントは

雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。

2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。

大雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。

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